...馬勒(くつわ)がとれ...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...沼田の北三里余の迦葉山にある龍華院彌勒寺で初祖は天台の慈覚大師(円仁)...
石川欣一 「山を思う」
...「吉梵法師」と勒(ろく)された墓石は今なお飄々(ひょうひょう)たる洒脱の風(ふうぼう)を語っておる...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...彫鞍宝勒飛シ二玉塵ヲ於郊ニ一或ハ氈帽棕鞋蹈ミ二瓊瑤ヲ於街衢ニ一或画舸載セレ妓ヲ或高楼呼ビレ酒ヲ直ニ以為シ二勝遊楽事ト一...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...「林さんは弥勒(みろく)のほうにお出になりましたッてな...
田山花袋 「田舎教師」
...弥勒あたりでは田舎者の吝嗇(けち)くさいことを言っている...
田山花袋 「田舎教師」
...弥勒野から都を望む心はいっそう切(せつ)であった...
田山花袋 「田舎教師」
...「あの娘は林さんが弥勒(みろく)で教えた生徒だとサ」とかみさんはどこかで聞いて来て和尚さんに話した...
田山花袋 「田舎教師」
...厩(うまや)の所で馬勒(ばろく)を直していると...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...北に弥勒菩薩(みろくぼさつ)のお堂がございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは中宮寺の弥勒菩薩よりも...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...全く弥勒と迦葉の仏説に因った号と察する...
南方熊楠 「十二支考」
...『松屋筆記』六五に『二十二史箚記(さっき)』三十巻、元の順帝の至正十一年、〈韓山の童倡(とな)えて言う、天下大いに乱れ、弥勒仏下生すと、江淮(こうわい)の愚民多くこれを信ず、果して寇賊蜂起し、ついに国亡ぶるに至る、しかるにこの謡は至正中より起るにあらざるなり、順帝の至元三年、汝寧(じょねい)より獲るところの捧胡を献ず、弥勒仏小旗、紫金印の量天尺あり、而して泰定帝の時、また先に息州の民趙丑斯(ちょうちゅうし)、郭菩薩等あり、謡言を倡え、弥勒仏まさに天下を有(も)つべしという、有司以て聞す、河南行省に命じてこれを鞫治(きくち)せしむ、これ弥勒仏の謡すでに久しく民間に播(ま)くなり、けだし乱の初めて起る、その根株を抜かず、ついに蔓延して救うべからざるに至る、皆法令緩弛の致すところなり云々〉...
南方熊楠 「十二支考」
...今が弥勒の世なるべしという...
南方熊楠 「十二支考」
...弥勒(みろく)の天国はだんだんと高く遠のき...
柳田国男 「海上の道」
...わが輩の腹中はすなわち弥勒(みろく)だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西域の壁画――西域の仏頭――ガンダーラ仏頭と広隆寺の弥勒朝南禅寺の境内を抜けて...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...推古天平室の中央にすわっている広隆寺の弥勒(みろく)*(釈迦(しゃか)?)塑像(そぞう)とを比べて見ればわかる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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