...元来大劫なるものは水火刀兵の災に過ぐるものはない...
芥川龍之介 「鴉片」
...またこの野邊に出づる劫盜(ひはぎ)の事を話せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...劫風(ごふふう)ともにたえざる深沈の声を作(な)し...
石川啄木 「閑天地」
...かくてこの世の九億劫(おくごふ)...
石川啄木 「詩」
...河童に劫(おど)されたでは...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...いや未来永劫(えいごう)に...
高神覚昇 「般若心経講義」
...五十億劫(おくこふ)の生死の罪を除き...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...すなわち、甘受してまた返してやった親切、献身、慈悲、寛容、憐愍(れんびん)から発した峻厳(しゅんげん)の毀損(きそん)、個人性の承認、絶対的裁断の消滅、永劫定罪の消滅、法律の目における涙の可能、人間に依存する正義とは反対の方向を取る一種の神に依存する正義...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その以前、関東名代(なだい)の弥次郎兵衛、喜多八両名士が、聯合軍を組織して西国へ乗込んだ時の如きも、大阪方に於ては、弥次と喜多とを、このまま無事にやり過ごしては、未来永劫、大阪の名折れになる、海道を我物面に、横暴にのさばり返って西上して来る弥次と喜多との聯合軍に、眼にもの見せてやらなければ、大阪の名折れである――そういうところから義憤を起して、大阪を代表して、立ちもし、立たせもしたところの豪傑が、河内屋太郎兵衛、一名を河太郎という人物でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...まして五劫(ごこう)のあいだ...
中里介山 「法然行伝」
...雨の降る日には傘を差す臆劫(おっくう)を省く事が出来た...
夏目漱石 「道草」
...『塵劫記』にも大きな絵が入れてあり...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...著わすところの『塵劫記』は極めて広く行われた...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...無量億劫にもまうあひがたく...
三木清 「親鸞」
...かくも私の如く臆劫で...
水野仙子 「輝ける朝」
...八万四千大劫の後ここに堕落して飛狸身を受け...
南方熊楠 「十二支考」
......
三好達治 「測量船拾遺」
...永劫(えいごう)に...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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