...それから昨年余の岩波講座に執筆したる『明治哲學の囘顧』には劈頭第一に西周氏を擧げて論じたのである...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...そしてヨブ記がこの教訓部の劈頭第一に位するに注意せよ...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...かくしてヨブは神に四十二章の劈頭(へきとう)に記さるる大告白を発するに至ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...果して十日は劈頭から議場が沸騰し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...劈頭(へきとう)の手紙の全文から立ちのぼる女の「なま」な憎悪感に就いては...
太宰治 「女の決闘」
...例へば第一歌劈頭近くにアカイアと發音したものは...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...劈頭(へきとう)の予言者にあらずや...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...之によって何故に幾何学を解析的に分類することが非本質的であるかという劈頭の問題も自ら解決されるのである(一を見よ)...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...而も極めて明白に喝破したる劈頭語なりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...分(ぷん)にならるる娵(よめ)の仕合(しあはせ)利牛はんなりと細工に染る紅うこん 桃鄰鑓持ちばかり戻る夕月 野坡という劈頭に引用されている『炭俵』の一節からは...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...(つゞく)四 軍国主義(三)開戦の劈頭(へきとう)から首都巴里(パリー)を脅(おびや)かされやうとした仏蘭西(フランス)人の脳裏には英国民よりも遥(はるか)に深く此(この)軍国主義の影響が刻み付けられたに違ない...
夏目漱石 「点頭録」
...なんちゅ愚(ぐ)な事です」と劈頭(へきとう)一番にやり込める...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...Everyman's Libray のPoe's Tales of Mystery and Imaginationの編者の序文の劈頭(へきとう)に...
平林初之輔 「ブリユンチエールの言葉について」
...劈頭(へきとう)第一にお登和さんのお料理を御両親へ差上げるのは至極好かろう...
村井弦斎 「食道楽」
...「安井では仲平におよめを取ることになりました」劈頭(へきとう)に御新造は主題を道破(どうは)した...
森鴎外 「安井夫人」
...劈頭(へきとう)の敬意を表せざるを得ざるものなり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...まず劈頭(へきとう)に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...先ほどから劈頭(へきとう)第一の口をきろうとしているのに...
吉川英治 「新書太閤記」
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