...」剽軽者(ひょうきんもの)の一羽の雀は心安立(こころやすだて)と御機嫌とりとからこんな風に呼びかけました...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...船場の蒔岡の店にもこう云う型に属する剽軽(ひょうきん)な禿頭の番頭がいたことを思い出した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そういうのに口を汚(よご)している一人の脊の高い剽軽者が...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...しかしこの人の剽軽で学者らしく無邪気な...
寺田寅彦 「異郷」
...また剽軽(ひょうきん)な連中は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...四十七ある日のこと修身のお話のときに先生が「今日は先生のかはりにみんながひとつづつ話をするのだ」といつて自分は火鉢のそばへ椅子をひきよせてあたりながらなかで気の強さうな者や剽軽な者を呼びだして話させたことがあつた...
中勘助 「銀の匙」
...北方の山地に住む三十人の剽盗の話や...
中島敦 「狐憑」
...猿といふものは何處で見ても剽輕なものである...
長塚節 「鉛筆日抄」
...十六父には人に見られない一種剽軽(ひょうきん)なところがあった...
夏目漱石 「行人」
...お酒好きの剽軽(へうきん)な松さんは...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...」日頃(ひごろ)の剽軽(へうきん)さで松さんは...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...「辻斬や剽盜(おひはぎ)は憎いが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お目出度う――」香椎六郎はこう言って剽軽(ひょうきん)なお辞儀をしました...
野村胡堂 「天才兄妹」
...お前は余つぽど剽軽(ひやうきん)ものだね...
樋口一葉 「たけくらべ」
...最後まで剽悍に抵抗したが...
久生十蘭 「魔都」
...わざわざ書いて出す剽軽なものもあった...
横光利一 「旅愁」
...南海に剽盗(ひょうとう)が蜂起し...
吉川英治 「平の将門」
...この銀通貨が剽削(ひょうさく)によって削減されかつその分量も増加されたと仮定すれば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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