...「これはゲエテの『ミニヨンの歌』の剽窃(へうせつ)ですよ...
芥川龍之介 「河童」
...尤も此のバアトン訳の剽竊版(へうせつばん)(Pirate Edition)が亜米利加(アメリカ)で幾つも出来てゐるが...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...有馬侯は蒲団の上から剽軽(へうきん)な顔を覗けて下を見た...
薄田泣菫 「茶話」
...いつも剽軽な世間の噂を聞かせてくれるので...
薄田泣菫 「茶話」
...剽軽(ひょうきん)な事をまじめな顔をして言って...
太宰治 「人間失格」
... 375剽と放てる一箭は無效に非ず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...頭髪半白な剽軽なA老人が...
豊島与志雄 「地水火風空」
...貞ちやんは剽軽者の気のいい子でなんでもいひなりにして遊んでくれたし...
中勘助 「銀の匙」
...いつ剽掠(ひょうりゃく)を蒙るか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「大豆打(でえづぶち)にかつ轉(ころ)がつた見(み)てえに面中(つらぢう)穴(めど)だらけにしてなあ」剽輕(へうきん)な相手(あひて)は益(ます/\)惡口(あくこう)を逞(たくま)しくした...
長塚節 「土」
...何だか剽軽(ひょうきん)な冗談(じょうだん)を云ってるようだがけっしてそんな浮いた了見(りょうけん)じゃない...
夏目漱石 「坑夫」
...君のような剽軽(ひょうきん)ものはとうてい文官試験などを受けて地道(じみち)に世の中を渡って行く気になるまい...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼は剽軽(ひょうきん)でかつ苛辣(からつ)であった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...少し剽輕(へうきん)さうなのもあはれです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この剽軽(ひょうきん)な粗忽(そこつ)者をそんなにも貴方は憎いと云うのですか……私は井戸端に立って蒼(あお)い雲を見ていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この先生も剽軽であつたのか...
正宗白鳥 「花より団子」
...得意な薄笑いで突撃して来た久慈の剽悍な眉もちらりと泛んだ...
横光利一 「旅愁」
...朝貢(ミツギ)ノ官船ヲ剽掠(ヘウリヤク)シ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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