...剽窃(ひょうせつ)である...
太宰治 「ろまん燈籠」
...よく揶揄(からか)われたり何かして来た気象の剽軽(ひょうきん)な青柳の弟に当る男だと思うと...
徳田秋声 「あらくれ」
...友松円諦師の論文剽窃問題は初め教学新聞で暴露されたが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...阿部次郎氏がこの本を剽竊したと知らせて呉れた未知の人も多分その信者や道友の一人なのだろう...
戸坂潤 「読書法」
...それは無論文学で云えば剽竊に相当するものでしかないだろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...剽悍(ひょうかん)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...剽軽(ひょうきん)なるもの...
中里介山 「大菩薩峠」
...胡馬(こば)に鞭(むち)うった剽悍(ひょうかん)な侵略者の大部隊が現われる...
中島敦 「李陵」
...那覇港よ その海民よ剽悍な気魄いまやなしああ美しい贈りものを!尾類(ヂユリ)が紅いどくを文身(ほり)こむだらうよ人魚の肌へ鮫を...
仲村渠 「沈め」
...十三剽軽者という言葉は田口の風采(ふうさい)なり態度なりに照り合わせて見て...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...彼は剽軽(ひょうきん)でかつ苛辣(からつ)であった...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...お前は餘つぽど剽輕(へうきん)ものだね...
樋口一葉 「たけくらべ」
...剽軽(ひょうきん)なところのある金五郎は...
火野葦平 「花と龍」
...この場合にはいづれを原作としいづれを剽窃(ひょうせつ)とせんか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...運座の席に出て先輩の句に注意しまたどのやうな句が多数の選に入るかを注意しその句を書きつけ帰り直(ただち)にその句の特色を模倣してむしろ剽窃(ひょうせつ)して東京の新聞雑誌に投じまたは地方の新聞雑誌に投じただその後(おく)れん事を恐る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...剽軽者(ひょうきんもの)として家人にも他人にも喜ばれたそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...例えば村の剽軽(ひょうきん)な連中が都に上ったときの笑い話がある...
柳田国男 「故郷七十年」
...剽軽(ひょうきん)な和平どんという若い店員が盛んに馬鹿ばなしをして笑わせた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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