「剥ぐ」の意味
表面を取り除く
小説での「剥ぐ」の使い方
...原野に澁を取る目的での皮を剥ぐのを仕事にするもの等とを相手にしてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...彼はかさぶたを一気に剥ぐような苛烈(かれつ)な快よさを感じながら...
梅崎春生 「日の果て」
...わが水陣の偵察のためか? 或は戰場に斃れし屍體剥ぐ爲か? いづれか我は辧へず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...あまねく四方見わたして 550敵の肩より武具を剥ぐ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...肩より武具を剥ぐべきか?或は更に衆を討ち彼れ功名を増すべきか? 650思案のはてにクロニオーン斯く意をきめて善しとなす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...これよりして彼の改革は筍皮(じゅんひ)を剥ぐが如く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ヘーゲル自然哲学に於けるこの神秘的被覆を引き剥ぐためには...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...きみの身の皮を剥ぐだけのことさ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...引き剥ぐやうにそれをとると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...瓦を剥ぐように下手人を嗅ぎ廻りましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...床坂を剥ぐやうに探しても富太郎が見えないのですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見世物ぢやねえ」ガラツ八に彌次馬を追はせて菰(こも)を引剥ぐと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その下は三尺四方ほどの頑丈な床になつて居り、それを剥ぐと、中は小さい穴藏で、栗材らしい嚴重な箱になつて居り、箱の中に千兩箱が五つ、行儀よく積んであるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...筍(たけのこ)の皮を剥ぐように...
野村胡堂 「礫心中」
...その神聖ならぬ姿に於ける自己疎外の面被を剥ぐといふことがまづ歴史に仕へる哲學の任務である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...二人の衣類を剥ぐ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おれもすけてやるべとさながら麻を剥ぐようにたちまちにしてもうたくさんになった...
柳田国男 「山の人生」
...最後に女は巧みに貼り付けてあった眉毛を引き剥ぐと...
夢野久作 「暗黒公使」
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