...前晩(ぜんばん)は早く寝たほうがいいですよ...
...前晩(ぜんばん)の出来事を思い出せない...
...昨夜(さくや)と前晩(ぜんばん)の気温差が激しかった...
...彼は前晩(ぜんばん)泥酔してしまった...
...前晩ステップを切った雪渓の横を登り...
石川欣一 「可愛い山」
...当時の貸本屋フワンは誰でもだったが)信乃(しの)が滸我(こが)へ発足する前晩浜路(はまじ)が忍んで来る一節や...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...ところで信乃がいよいよ明日は滸我(こが)へ旅立つという前晩...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...それでシルヴァーが前晩言った言葉のほんとうであることがわかった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...この遺言状に認むる前晩余はカタルニア街の犬商フリオ・ベナビデスなるものを殺害した...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...その二人は前晩泊つた温泉町から電報を打つて停車場もよりの家へ某事を頼んであるので...
田中貢太郎 「青い紐」
...それは七年前の聖降誕祭の前晩にも...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...凡ては前晩の通りになっていた...
豊島与志雄 「蝦蟇」
...不義理のない新らしい出先で前晩から逢って...
豊島与志雄 「死の前後」
...そしてその晩も前晩と同じく...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前晩窓を閉める時に...
豊島与志雄 「人の国」
...前晩から一生懸命に心して寝ただけあって...
豊島与志雄 「人の国」
...前晩は飛雪のひまに半月がのぞいただけだが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...三日前晩食(ばんめし)に呼ばれた時の会話を憶(おも)い出した...
夏目漱石 「こころ」
...その前晩というから...
牧逸馬 「双面獣」
...前晩おそいといつも眠い...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十七翌日女は朝から晩まで前晩の事を思っていた...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...前晩、柴田家の家中は、勝家を囲んで、こういう屈辱的な分け前にたいし、大不服をとなえ、秀吉のやり口を、(思い上がった下郎の専横沙汰、断じてお容(い)れあるべきではない)と、一蹴(いっしゅう)し去るべきことを励(れい)していた程だったし、勝家もきょうここへ来るまでは、家臣と同じ気もちでいたが、評議の席へ臨んでみると、おのずからまた自我のみを強調し得ない諸将の大勢というものがここにはある...
吉川英治 「新書太閤記」
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