...二所詣の途次、相模川の橋がところどころ破損してゐて、私たちが渡る時にもひどく危い思ひを致しまして、その時、将軍家はお傍の人に、多くの人が難儀をするから早く修理させたらよからうとおつしやつて居られましたが、そのお言ひつけに就いて、けふ三浦兵衛尉さまからお話が出て、相州さま、前大膳大夫さま、善信入道さまなど打寄つて協議なさいましたところ、なかなか御意見がまとまらず、数剋後、その修理はしばらく見合せませうといふ事に落ちついた模様でございました...
太宰治 「右大臣実朝」
...十七日、癸酉、晴、戌剋三度地震...
太宰治 「右大臣実朝」
...廿一日、辛酉、晴、午剋、忠綱朝臣件の御調度等を御所に運ばしむ、御車二両、九錫彫の弓、御装束、御随身の装束、移鞍等なり、是皆仙洞より調へ下さると云々、将軍家、忠綱朝臣を簾中に召して御対面有り、慇懃の朝恩、殊に賀し申さると云々、凡そ此御拝賀の事に依りて、参向の人已に以て数輩なり、皆御家人等に仰せて、毎日の経営、贈物、花美を尽す、是併しながら、庶民の費に非ざる莫し...
太宰治 「右大臣実朝」
...八日、丁丑、晴、左大将家御直衣始なり、仍つて鶴岳宮に御参、午剋出御、前駆並びに随兵已下、去月廿七日の供奉人を用ゐらる...
太宰治 「右大臣実朝」
...死を越えてなお愛する妻と愛と憎しみとの相剋(そうこく)の生活を続けてゆくことこそが...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...所謂自由主義者と自由主義反対者との相剋を止揚したものではなくて...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...一條禪閤兼良が感じた下剋上はそんな生温いものではありませぬ...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...それが相剋する本質であるということについて感覚が麻痺(まひ)しているようなもののありように対して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...往々にしてその劇団の経営的な必要と矛盾したり相剋したりした...
三好十郎 「俳優への手紙」
...相剋(そうこく)...
矢部貞治 「政治学入門」
...日本じゅうどこの藩でも新旧二派が相剋しているといった...
山本周五郎 「新潮記」
...謙信対信玄の相剋はここに起因を孕(はら)んだものである――とは...
吉川英治 「上杉謙信」
...剋(か)ちとるほどな覚悟をもってかからねば...
吉川英治 「大岡越前」
...それに打剋つ力の源泉と單位は...
吉川英治 「折々の記」
...どうしてしばしば足利勢のきもを寒からしめるような戦功を剋(か)ちとるのであろうかと不審のようなお顔であった...
吉川英治 「私本太平記」
...業火(ごうか)と人の相剋(そうこく)はなお歇(や)まずといえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...人間同士のこうした相剋(そうこく)に...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし当時の下剋上の大勢から見て...
和辻哲郎 「鎖国」
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