...ちょきちょきと細(こま)かに俎(まないた)を刻む音...
泉鏡花 「霰ふる」
...刻むでゐたのを游心帖に押してみせた...
小穴隆一 「二つの繪」
...碧童またこのことばを珍重し印に刻むといふ時代であつた...
小穴隆一 「二つの繪」
...針を刻むセコンドは殊更に冴えて耳元に響く...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...また漏刻(ろうこく)の時を刻むように羯鼓(かっこ)の音が点々を打って行くのである...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...何かの像を刻む時...
豊島与志雄 「常識」
...肉感は身を隠しながらそこにやさしい跡を刻む...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...日を刻むに急なる様なれど...
夏目漱石 「薤露行」
...自分の着物を斯(か)うまで滅茶々々には切り刻む氣になれないよ」「切り取つた巾を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...聞こえるものはセコンドを刻む振子の音ばかり...
久生十蘭 「魔都」
...刻むような克明な文字を書きつけて行く...
久生十蘭 「魔都」
...歴史的時間を刻むための單位を與へるといふばかりでなく...
三木清 「歴史哲學」
...前からある時計もチクチク鈍い音で時を刻むで...
三島霜川 「昔の女」
...琉球の人々は如何に石を刻むべきかを識らずして識っていたのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そのあゆみは彼が時を刻む音の圏外にいることをごうぜん(傲然)と示すものであり...
山本周五郎 「年の瀬の音」
...仏像を刻む店々の中から楠(くすのき)の割れる音が響いて来た...
横光利一 「上海」
...久慈は時を刻むように隠顕する千鶴子の靨を見ながら...
横光利一 「旅愁」
...凄惨(せいさん)な震動を刻むようにさせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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