「刻む」の意味
細かく切り込
小説での「刻む」の使い方
...石燈籠をつくるために積み上げる石、小さな庭園の橋をつくる板石、詩文を刻む石、その他の目的に使用する石を日本人は熱心に求める...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それを更に彫刻に刻む時...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...時計までが時を刻むのに飽きて思い悩んでいるかに見えるあの長いもの憂い静かな宵を知り...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...湖水の清澄な面(おもて)に皺(しわ)を刻むそよ風のような...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...掛時計の秒を刻む鈍い音が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それだけの像を頭の中で刻むのに...
豊島与志雄 「反抗」
...筋を刻むだけでは影薄いであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...闇の中で時計の秒を刻む音が印象深い...
永井隆 「長崎の鐘」
...多くの伝説あるグロテスクを刻むことに慣らされた老石工も...
中里介山 「大菩薩峠」
...刻むに菊池容齋描く所の伴家主の像を以てせり...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...わが草木(さうもく)とならん日にたれかは知らむ敗亡の歴史を墓に刻むべき...
萩原朔太郎 「宿命」
...刻むような克明な文字を書きつけて行く...
久生十蘭 「魔都」
...わが草木とならん日にたれかは知らむ敗亡の歴史を墓に刻むべきわれは飢ゑたりとこしへに過失を人も許せかし過失を父も許せかしこれは彼がそのほど故郷に歸つて父の墓に詣でたをりの偶作で...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...やがて女の児がつれ去られ泣きつかれた男の児はそのあとへ這い込む九歳のしなやかな日やけ色の手脚をまるめて名もなつかしいおじいさん椅子(グランドファザーチェア)はおだやかに 大きく黄ばんだ朽葉色気持の和むなきじゃくりとミシンの音は夢にとけ入り時計はチクタクを刻むとなりの子供はみんな出払った休日(やすみび)の宵...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...美しい作に名を刻むことが不必要となる時のみ...
柳宗悦 「工藝の道」
...仏像を刻む店々の中から楠(くすのき)の割れる音が響いて来た...
横光利一 「上海」
...手脚でも切り刻むやうに...
吉川英治 「折々の記」
...お女中でも台所人でも老臣でも若い者でも、手があいている折は、任意にそこへはいって、薬草を刻む...
吉川英治 「梅里先生行状記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
