...君はそんなことをしなくてもいいのだ」と制止するのであった...
石川欣一 「比島投降記」
...狂奔する感情を制止する落付きをどうしても見出すことは出来なかつた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...当時しばしば田畑に甘蔗を植るを制止するの令あり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...それを制止する駅員の声がとぎれとぎれに雑沓(ざっとう)の中に響く...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...微妙な観念が運動を制止する...
久生十蘭 「白雪姫」
...苟(いやしく)も内を治むる内君にして夫の不行跡を制止すること能わざるは...
福沢諭吉 「新女大学」
...昼食後にもやはり制止することができなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...義一を制止する)義一 てめえみたいな奴は...
三好十郎 「その人を知らず」
...問 どうしたら機械の跋扈を制止することができるか...
柳宗悦 「工藝の道」
...さっさと行き過ぎる者を制止することができない...
柳田国男 「海上の道」
...敬語を用いてこれを制止するだけだったというから...
柳田国男 「海上の道」
...○神体仏像子供と遊ぶを好みこれを制止するを怒りたもうことほかにも例多し...
柳田国男 「遠野物語」
...こういう俗信の次第に成長することを制止することが出来なかったのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...これはもう制止する訳にいかないと思うんだが」「制止しろとは云わないよ...
山本周五郎 「新潮記」
...抱いてやるぞ」きいが制止するより早く...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...すると、二人のうしろから庄司弁吉が、手燭(てしょく)を持って追いつき、道場の要所要所へ灯を点じながら「よさないか」とか「穏やかに話したらどうだ」などと、制止するよりも、けしかけるような調子で、うわのそらなことを、せかせかと云った...
山本周五郎 「花も刀も」
...車掌の制止する職掌上の気もちも分るが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...村田!」喜村の制止する声も間に合わなかった...
蘭郁二郎 「睡魔」
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