...山椒と中国山椒は別種です...
...お化けのこわさとまったく別種のものとは考えられないのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...人生の事相(じさう)おのづから別種の面目を呈露し來るを見る...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...別種のものである...
太宰治 「春の盗賊」
...自分の頭にへばりついている我家の雑煮とは全く別種の食物としか思われなかったのである...
寺田寅彦 「新年雑俎」
...それは少なくも今日のいわゆる物理学とは全然別種のものである...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...ある『別種な世の中の事柄』に対しては自分でも驚くほど...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それはわれわれアリアン種族の倦怠とは別種のものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...別種の障碍が起ったに違いない...
豊島与志雄 「自由人」
...その作品全体は全く別種のものとして...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...西洋のゼントルマンと根本的に別種である...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...小説とは別種のものであるが...
堀辰雄 「詩人も計算する」
...一つにサユリともヤマユリ(Lilium auratumLindl. のヤマユリとは別種で同名)ともいわれる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その身に特異の悪臭あり全く英人と別種なるよう触れ散らすを見ては...
南方熊楠 「十二支考」
...甲斐北巨摩(きたこま)郡鳳来寺(ほうらいじ)村大字教良石(きょうらいし)岩代岩瀬郡鏡石村大字久来石(くらいし)等に至ってはこれを別種の地名であるということができない...
柳田國男 「地名の研究」
...わざと別種の歌を唱(とな)えて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...日本のカシワは英語のオークとは別種であるか...
柳田国男 「雪国の春」
...たしかにまた別種の心理が自然と論理の中間に...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...それらによって我々はここに純粋の劇と区別すべき別種の劇を見いだすのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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