...別段何も特別なことはない...
...別段気にしなくてもいいよ...
...今回の企画は別段面白みがない...
...彼女には別段好意を持っていない...
...僕は別段疲れていないけど、早めに寝ようかな...
...別段悔やしいとは思ひません...
芥川龍之介 「雛」
...別段花が好きといふのではなく...
薄田泣菫 「茶話」
...お破りになりながらも別段けはしいお顔をなさるわけではなく...
太宰治 「右大臣実朝」
...名前を知られたって、ろくな事は無いのだし、別段、自分の無名を残念がってもいないのであるが、でも、世間の人は、無名の人の文章は(お互いいそがしいのだから)てんで読もうとしないので、困るのである...
太宰治 「芸術ぎらい」
...今更別段驚くところもないことであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...別段キャンプ付近に何事も起こらなかったのを見ると...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...わたしはそれがために別段らくにはならなかった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...別段に驚きもしないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...あらわれようとも別段神経を悩ますほどの大事件じゃないくらいは分りきってる...
夏目漱石 「坑夫」
...しかし別段に嬉しいとも思わなかった...
夏目漱石 「坑夫」
...別段不愉快にはならずにすんだのである...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...留守中(るすちゆう)に別段(べつだん)變(かは)つた事(こと)はなかつたかい」と聞(き)いた...
夏目漱石 「門」
...別段口をきく者もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...別段の用事でなくても誰にでもそうだが...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...別段友人があるといふ訳でもないので...
北條民雄 「間木老人」
...近寄る者も出来なかつたのか)事実の上では別段に何の不行跡な振舞ひもなかつたらしい...
牧野信一 「小川の流れ」
...それにしたつて書く場合でゞもなければそれはそれで別段のこともないわけで...
牧野信一 「月評」
...結婚についても離縁に関しても別段に改めて聞されたこともなかつた...
牧野信一 「二日間のこと」
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