...原文通り一夜一夜(いちやいちや)に別けてゐる...
芥川龍之介 「リチヤアド・バアトン訳「一千一夜物語」に就いて」
...又は赤い涎掛をして居るのは別けて可愛らしいものであり...
石田孫太郎 「猫と色の嗜好」
...別けても母は俄に氣づいた如く手古奈の心を引立てようと...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...小田巻草千日草天竺牡丹(てんじくぼたん)と各々(めいめい)手にとり別けて出かける...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...二匹別けて貰ってこちらの窓下で飼ってみようと言った...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...「僕は考へと實際とを人のやうに別けて置くことが出來ないのです...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...監獄では待遇上被告人を二つの階級に別けてある...
大杉栄 「獄中消息」
...河海によりて持ち別けて生みたまふ神の名四は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...山野によりて持ち別けて生みたまふ神の名は...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...あなたと家を別けて...
田中貢太郎 「黄英」
...醜い争闘(けんか)を引き別けてもらったばかりの女に逢うのはきまりも悪ければ...
田中貢太郎 「春心」
...別けても小さい者達は眼の上までサルビヤや葱に漬かっていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...「ハイヨハイヨ」彌次馬を別けて入(はひ)つて見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...(行を別けて横に書いた者必しも詩ではない...
萩原朔太郎 「青猫」
...別けて骨と生肉を好み食う...
南方熊楠 「十二支考」
...暇のある度にする事とを別けている...
森鴎外 「あそび」
...頭の毛がテリヤみたいに銀色に光っている奴をマン中から房々(ふさふさ)と二つに別けている...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...それは王の鼻が他の表現機関を巧(たくみ)に使い別けて...
夢野久作 「鼻の表現」
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