「初年」の意味
最初の年
「初年」の例文(場面別)
- ビジネス初年度の売上目標を達成するために、チーム一丸となって取り組む必要がある。
- 教育初年度のカリキュラムをしっかりと理解し、基礎を固めることが大切だ。
- ニュース新たに設立された企業の初年度の業績が注目されている。
- 日常会話初年度の思い出は、いつまでも心に残るものだね。
小説での「初年」の使い方
...この教科書は、大学初年度の正課で必要となる全ての内容を網羅しています...
...「忘れたら思ひ出すまでそこに立つて居れ!」と云つて高村軍曹は眼をきよろ/\させて其処にかしこまつて腰掛けてゐる初年兵たちを物色する...
新井紀一 「怒れる高村軍曹」
...しだいに裸になって行く明治初年の日本の意気は実に凄(すさ)まじいもので...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...の如き)併し明治初年のこの時期が世界史的に見ても広義の啓蒙期に入れることも出来るだろうし...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...さて明治初年の文明開化に比較出来るものは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...明治初年早くも集議院といへる会議組織の官衙を設けたのも...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...英山は文化初年鳥居清長歿し続いて喜多川歌麿世を去りし後(のち)初めは豊国と並び後には北斎と頡頏(きっこう)して一時(いちじ)浮世絵界の牛耳(ぎゅうじ)を把(と)れり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...明治初年の風俗流行の事を窺知らむとて諸藝新聞を読む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...されば滑稽なるわが日和下駄(ひよりげた)の散歩は江戸の遺跡と合せてしばしばこの明治初年の東京を尋ねる事に勉(つと)めている...
永井荷風 「日和下駄」
...けだし、日本に於ては、英国人コブランという者が、明治の初年、横浜にビールの醸造所を設けたくらいですから、その以前に入って来ているには相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...当時の公卿が、各雄藩から、または浪士らから、ワイロをとり、政争者を手玉にとつていたことは、明治の初年には、世に知られていた事実である...
蜷川新 「天皇」
...おそらくこれは明治初年版の書物に相違ない...
牧野信一 「余話(秘められた箱)」
...是では暑くて不可ませんと明治初年に津田仙が大久保内務卿に勧めて樗櫪の才と云って支那では貶してゐる樗(あふち)一名臭椿(くそつばき)の樹を平河門附近の濠端に植えたら一本々々枯れて今は内務省裏に二三本残存してゐる...
牧野富太郎 「植物記」
...同じ泉先生の「三味線堀」には明治末年から大正初年へかけての佐竹一帯の幽暗な街の姿が実によくえがき出されてゐる...
正岡容 「下町歳事記」
...明治の初年、内務省に地理局をおいて、全国の地理をいっせいに調べて、何ものかを得ようとしたことがあった...
柳田国男 「故郷七十年」
...蓋(けだ)し明治の初年より洋学者が世上に紹介せし経済論は大約アダム・スミスを祖述し一個人を単位とし放任主義を旨(むね)とする旧学派なりしかば...
山路愛山 「明治文学史」
...明治初年には新政府の「官等双六」が出ている...
山本笑月 「明治世相百話」
...もう天文初年頃から朝鮮へも渡っているし...
吉川英治 「新書太閤記」
...それは明治の初年の人でしょうか...
吉川英治 「親鸞聖人について」
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