...「六月の初めに會つたのだから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...僕はヒンクマン氏が初めに言ったよりも...
ストックトン Francis Richard Stockton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...彼は初めにお茶だのコーヒーだのバターだのミルクだの牛肉だのというから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...一人の主人が一人の従者を連れて春の初めに表を歩いておりますと...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...初めに申し上げておくことにしよう...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...メイジの初めには...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...鐘は初めに只一度微(かす)かな唸(うな)り声を出しましただけで...
夢野久作 「ルルとミミ」
...女は男が造った贋造貨幣を初めに使って捕えられた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...三発やると初めに私を捕へた男が持つた槍をトンと落して斃れました...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...初めにわたくしが申し上げただけの金をわたくしにくださるように……」「よろしい」と...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...初めに先生が御覧になった紅矢様は...
夢野久作 「白髪小僧」
...金六は顔を一番初めに洗つた...
横光利一 「悲しめる顔」
...その策は」「なぜじゃ」「その考えは、初めに、私たち若者が、すぐ思いついたことですが、越前守様には、断じて、おゆるしになりません」「なに、大岡どのが、ゆるさぬ...
吉川英治 「大岡越前」
...初めに「キミに賞を」といはれた時...
吉川英治 「折々の記」
...ここ十一月から十二月の初めにかけて...
吉川英治 「新書太閤記」
...挨拶の初めに訊ねた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...懐竹抄(かいちくしょう)を読んだことがあるだろう」「覚えておりませんが」「あの初めに――笛は五声八音(いん)の器(うつわ)...
吉川英治 「宮本武蔵」
...気を失っていた伯爵が一番初めに叫んだ言葉は『ドバルは生きているか?』ということでした...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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