...初めには物質はできるだけ均等に広がっていた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...文壇へ乗出す初めに提携した坪内博士とすら遠ざかっていた...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...この手紙の初めに書いた躄乞食のことだ...
江戸川乱歩 「悪霊」
...初めに駆け出したと同じ方向に...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...女は九月の初めに...
近松秋江 「黒髪」
...本編の初めに述べたように俳句という特異な詩形の内容と形式の中に日本民族の過去の精神生活のほとんど全部がコンデンスされエキストラクトされている...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...それからあちこち見物して九月初めに一先づ東京へ歸り...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...初めに来るということは...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そして彼が云い終るとまた話を初めに戻した...
豊島与志雄 「生あらば」
...しかし四月の初めに田の中に放り込んで置いて...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...而も初めには誰も氣附かなかつたらしいが...
南部修太郎 「猫又先生」
...遊ぶに屈強なる年頃なればにや是れを初めに一週には二三度の通ひ路...
樋口一葉 「にごりえ」
...玩弄さるる美一番初めに云って置きたいのは...
松永延造 「職工と微笑」
...十五世紀の初めに廃止したというに...
南方熊楠 「十二支考」
...二月初めについた餅は少しも鼠にかじられなかったそうである...
武者金吉 「地震なまず」
...「初めに云いますが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――初めに取れる果実(このみ)は年経(としふ)れど紅(あか)し...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...一五七八年の初めには三箇に帰ることが出来...
和辻哲郎 「鎖国」
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