...(御機屋の事初編に委しく記せり)手を停(とゞ)め居(を)れば日限に後(おく)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その最初の存在地に就ては...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼が初めから抱いていた終極の目的だったであろう...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...教場の光景も初めと終わりに現われそれが皆それぞれ全く変わった主人公の心境の背景として現われるのである...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...一定の端初出発さえ与えられればあとは論理の単なる整合をたよりにして...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...仮に農民運動の初期に於ける赤化防止運動に関する一二の報道が誤報であったにしても...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...最初から明白(あからさま)に虚偽を標榜しているだけに...
永井荷風 「妾宅」
...最初は抜からぬ顔で人の後ろに立っていたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...しかし今朝のような妙な夢を見たのは、初めてである...
中谷宇吉郎 「八月三日の夢」
...初さんのてててててを道案内にして進む事にした...
夏目漱石 「坑夫」
...初夏の朝陽に蔽(おほ)ふところなく照らし出されて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...の初聯で始まる「寂寥」の如き詩は...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...筋向こうの屋根船には当時の落語家番付で勧進元の貫禄を示している初代春風亭柳枝が...
正岡容 「小説 圓朝」
...初めのうちは肌の色が違うのと...
山本周五郎 「青べか物語」
...そこで初めてわかったのであるが...
山本周五郎 「百足ちがい」
...生まれて初めて会う文壇人に対する期待が皆外れてしまったので……けれども...
夢野久作 「怪青年モセイ」
...「いやだぜ坊さん――」と一座が襟すじを寒くしていますと、片隅に空(そら)寝入りをしていた最前の若者が、「もし、その千魂塚とやらは、これからだいぶ先でございましょうか」と、初めて、明りの届く所へ顔をあらわしました...
吉川英治 「江戸三国志」
...――ところが今初めて...
吉川英治 「新書太閤記」
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