...洗いすました青空がまばゆく切れ目切れ目に輝き出していた...
有島武郎 「或る女」
...雲の切れ目から、月がちよツと横ざまに照らした...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...唇の切れ目の上には鼠のような粗(あら)い髯(ひげ)が生えているところが鼠くさいと感じたことがあった...
海野十三 「軍用鼠」
...僕の推理の環に一寸した切れ目が残っていたのです...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...この中絶をなくするために二台の器械を連結してレコードの切れ目で一方から他方へ切りかえる仕掛けがわが国の学者によって発明されたそうであるが...
寺田寅彦 「蓄音機」
...こらいよいよ秀逸にきまったぞ」話の途切れ目をまたひとしきり激しくなりまさる風雨の音...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...そうして涙の途切(とぎ)れ目途切れ目に...
夏目漱石 「行人」
...そうして二重瞼の切れ目から男を見た...
夏目漱石 「三四郎」
...すると幕(まく)の切れ目に...
夏目漱石 「それから」
...人の切れ目のなかに肩を入れて...
林芙美子 「瀑布」
...頭上あたりにとつぜん円い雲の切れ目ができて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...遂に雲が切れ目を見せ...
堀辰雄 「菜穂子」
...分隊の切れ目のうしろは...
本庄陸男 「石狩川」
...黒い肌地にナイフで切れ目をきざみ込んだやうな...
室生犀星 「故郷を辞す」
...打水をするとその切れ目に水が沁み込んで肌が乾いてもそこだけ湿つたすぢを残してゐる...
室生犀星 「故郷を辞す」
...切れ目の長い一重(ひとえ)まぶた...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...人の頭のように……又は眼の形……鼻の恰好……唇の姿なぞ取り取り様々の形に尾を引いて流るる白い雲……黒い雲……黄色い雲……その切れ目切れ目に薬液のように苦々しく澄み渡っている青い青い空……そんなものの下に冴えに冴え返る神経と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...けれども結局、わずらわしさに、こちらは根負けしてしまいましたし、なお続ければ、以後の高山右近も相当長くかかるので、切れ目を作って、右近のごく若い時代でひとまず終りを作ったわけです...
吉川英治 「小説のタネ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
- 野球選手の大谷翔平さん: 怪我で3試合連続欠場 ⚾
- 野球選手の石井大智さん: 左アキレス腱断裂から復活し、51試合連続無失点を達成🔥
- 野球選手の村上宗隆さん: 新人として初のシーズン30号本塁打を記録 ⚾
