...随分骨が折れると云ふだらう...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...その代り十分骨折り甲斐のある虫喰ひ算の魅力を滿喫せられることであらう...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...随分骨を折って調べて見ましたが...
江戸川乱歩 「D坂の殺人事件」
...十分骨を折って事実の真相を告げ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...靜岡の伯父は分骨の小さな包をもつて歸つて行つた...
辻村もと子 「春の落葉」
...あの仕事も随分骨が折れますよ...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...仕事といふのが隨分骨が折れる...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...私は良妻賢母式な母があの父では随分骨も折つただらうとその度に思ひやつた...
中原中也 「その頃の生活」
...隨分骨を折つて見ませう――が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...暮から隨分骨を折つて辻斬野郎を漁(あさ)つたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大分骨を折ったけど...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...もてなしが悪いと云はせないために随分骨を折つてお世話をしましたと...
二葉亭四迷 「嫉妬する夫の手記」
...この攪き廻し方が充分骨の折れるもので五十分位手の痛くなるまで攪き廻していないと固い泡が立ちません...
村井弦斎 「食道楽」
...上半分骨ばかりになった雨戸越しに...
夢野久作 「少女地獄」
...ピエールさんは鮭を日本がこちらへ入れるのに随分骨折って下すった人なんだから...
横光利一 「旅愁」
...分骨にした父の骨を九州の郷里の寺と京都の本願寺に納めたいという母の意に随い...
横光利一 「旅愁」
...そう三名の分骨がおさまっている山陰(やまかげ)の位牌堂へ行く――一見(けん)...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...彼の首が、都へついたのは、四月二十四日といわれ、遺骸は、江戸の庄芝崎村の一寺や、あちこちの有縁な地で、分骨的に葬られ、それが後世の塚や遺跡などになっている...
吉川英治 「平の将門」
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