...気密扉というのは艇内が小さな区画(くかく)に分かれていて...
海野十三 「三十年後の世界」
...二青年はパッと左右に分かれて...
江戸川乱歩 「影男」
...天安河(あめのやすのかわ)という河(かわ)の両方の岸に分かれてお立ちになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...鶏卵(けいらん)にたとえていえばちょうど黄身(きみ)も白身(しろみ)もまだ判然と分かれておらぬ程度である...
新渡戸稲造 「自警録」
...果内(かない)は三室に分かれている...
牧野富太郎 「植物知識」
...上名立のうしろの山二つに分かれて海中に崩れ入り...
武者金吉 「地震なまず」
...左大臣家にいる葵(あおい)夫人(この人のことを主(おも)にして書かれた巻の名を用いて書く)はこんなふうに源氏の心が幾つにも分かれているのを憎みながらも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...殿上役人でも弓の芸のできる者は皆左右に分かれて勝ちを争いながら夕べに至った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝のお飼いになる猫の幾疋(ひき)かの同胞(きょうだい)があちらこちらに分かれて行っている一つが東宮の御猫にもなっていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...備前組と備中組とが分かれて技を競(くら)べた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...偶(たま)に情人と分かれてゐる時は...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...勤王党の少壮者二手に分かれて...
森鴎外 「みちの記」
...上衣と袴とはちゃんと二つに分かれて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...すなわち小さく分かれて緊密に結合していた団体の力が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...道が二つに分かれている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...四段に分かれており...
和辻哲郎 「京の四季」
...これは女が二組に分かれて歌いながら踊るのであろうが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...つまり箒(ほうき)のような形に枝が分かれていることになる...
和辻哲郎 「松風の音」
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