...しかし彼は傷(きずつ)いた艦と共に、辛苦を分かち、墨西哥(メキシコ)の某港(ぼうこう)によって秘かに艦の修理に従事し、その完成を待って、再び太平洋の海底にもぐり、僚艦と一緒に、秘密の行動についていたのであった...
海野十三 「空襲葬送曲」
...自分の考えを彼女に分かちたいという...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分を理解し自分の魂を分かちもつ一人の友を得るならば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は彼の楽しみを分かちもつだけでは満足しなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...クリストフの悲しみを分かち荷(にな)ったことや...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...われわれ男子は婦人に空気と日光とを分かち与えませんでした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昼は園芸に夜は観想に分かち用いていたこの老人にとって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれどもそれでどうしようというのか! 娘に困窮を分かち与ようというのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...錨綱(いかりづな)をもこれを一筋一筋の糸に分かち...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...戸口の前に集まってもらった金を分かちながら...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いつもパトラッシュと粗末なパンのかけらを分かち合ってきた手でした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...こはただ便利のために双方の持ち場を分かちたるのみ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...梢(こずえ)に少数の枝を分かちて...
牧野富太郎 「植物知識」
...今松のような素寒貧にまで分かち与えられるおこぼれはとうていなかった...
正岡容 「寄席」
...村中近年までこの火を分かち...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...既に部曲を分かち伝承の方式を異にすると...
柳田国男 「海上の道」
...現在のいわゆる西表島を二つの間切に分かち...
柳田国男 「海上の道」
...財宝を分かち与え所領を均分することによって一切の問題が解かれるならば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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