...」と出放題な事を云う...
泉鏡花 「婦系図」
...稼(かせ)ぐものあれば遊(あそ)ぶ者あり覚(さ)める者あれば酔(ゑ)ふ者あるが即ち世(よ)の実相(じつさう)なれば己(おの)れ一人(ひとり)が勝手(かつて)な出放題(ではうだい)をこねつけて好(い)い子(こ)の顔(かほ)をするは云はふ様(やう)なき歿分暁漢(わからずや)言語同断(ごんごどうだん)といふべし...
三文字屋金平 「為文学者経」
...」白井は出放題にこんな事を言つて...
永井荷風 「来訪者」
...「出放題をいうものじゃありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...出放題を言うと承知しないよ」「畏(かしこ)まりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが徒爾(いたずら)半分の出放題(でほうだい)でない事は...
夏目漱石 「行人」
...成立せぬ出放題の広言であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...老人はまるで歯の浮くやうな出放題をならべ立てたものぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...夫の米(べー)リンスキー(魯国の批評家)が世間唯一意匠ありて存すといわれしも強ちに出放題にもあるまじと思わる...
二葉亭四迷 「小説総論」
...私は直ぐにそんな出放題を云つて...
牧野信一 「砂浜」
...そんな話はおそらく出放題だらうよ...
牧野信一 「日本橋」
...くだらない虚勢を示す為に出放題なことを捏造して...
牧野信一 「妄想患者」
...「なアんだ出放題!」私の胸は...
牧野信一 「妄想患者」
...口から出放題のでたらめばかり言っちゃ...
正岡容 「圓太郎馬車」
...出放題な悪口を云って見たり借り倒したり...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...出放題でございます」厨子王は言った...
森鴎外 「山椒大夫」
...出放題(でほうだい)なにくまれ口をたたいて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...日吉は口から出放題にいって...
吉川英治 「新書太閤記」
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