...この夏大阪で開かれた展覧会に楊貴妃の半身を描いたのが今度全身の絵として出品する事になったのです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...一体椿岳が博覧会に出品するというは奇妙に感ずるが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...夏のテイブルかけを十枚ばかり出品するのだと仰つて...
鈴木三重吉 「桑の実」
...他の彫刻師たちもそれぞれ出品することであろうから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...明治十四年の博覧会に出品する作品に着手していた...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...とても出品するわけに行かない旨を述べました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...彼女も文展に出品する気になつて...
高村光太郎 「智恵子抄」
...彼女も文展に出品する気になって...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...旧の正月に羽生(はにゅう)で挙行せられる成績品展覧会に出品する準備もそれそうおうに整頓しておかなければならなかった...
田山花袋 「田舎教師」
...不折の如きも近来評判がよいので彼等の妬(ねた)みを買い既に今度仏国博覧会へ出品する積(つも)りの作も審査官の黒田等が仕様もあろうに零点をつけて不合格にしてしまったそうだ...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...日本の国宝を出品するなどに及ばぬと云っている辺から見ると...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...褒賞が貰はれないので出品するものが非常に少ないといふやうなわけだ...
長塚節 「十日間」
...尋常五年生は毎年関東地方の地図を出品するといふことになる...
中原中也 「詩と其の伝統」
...目の前に迫つた展覧会に出品する為の制作のモデルになつて...
牧野信一 「ブロンズまで」
...光子さんが絵を出品する前に見て呉れというので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...静山氏は帝展に出品する鯰の画の参考に二...
武者金吉 「地震なまず」
...吾々と縁の深い作家たちも出品する会なのです...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...夜となれば君を見るべく往きしころ大川端をさまよひしころ酒の香に黒髪の香のまじるときふと悲しみを覚えけるかなかにかくに舞台の如く酔ひ痴(し)れし河合に似たるうつくしきひとわが友の女達磨の酔ひ描きをつくづく見ればかのひとに似るその中にわが悲しみをただひとり知るひととのみ思ひ初めにし笛彼が彼の女と親しくなつたのはその秋の展覧会に出品するために「笛」と題する彫塑を制作した時...
吉井勇 「酔狂録」
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