...麦畑を縫いつつ出で来る...
芥川龍之介 「上海游記」
...社の裏の木蔭より婦人(おんな)二人出で来れり...
泉鏡花 「紫陽花」
...一頭の鼠(ねずみ)が出で来たり...
井上円了 「おばけの正体」
...貝を拾わんとて出で来たりし一人の壮漢あり...
井上円了 「おばけの正体」
...塩椎ノ神出で来る...
高木敏雄 「比較神話学」
...病人を宿せる仮家より出で来たりけるとなん...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...そもそもこの二個の機関は人生と同時に社会に出で来たり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...しかして忽然として政府はもちろん旧世界を一掃し来たるの大洪水出で来たりたるは決して魔術のしかするにあらず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...高野長英の『夢物語』出で来り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「狂言娘」は根津に「黒蜥蜴(くろとかげ)」は入谷の辺に「骨盗み」は目黒に住われたる事あるが故に出で来れるものなるべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
... 妻にもと幾人(いくたり)思ふ花見かな破笠(はりつ)花見の中に交(まじ)りて行けば美人が綺羅(きら)を着飾りて沢山出で来る故に...
正岡子規 「俳諧大要」
...象出で来るに及びかの小男槍か弓矢を帯びよと人々の勧めを却(しりぞ)け...
南方熊楠 「十二支考」
...呪師羊の角もて呪したがなかなか出で来ぬから...
南方熊楠 「十二支考」
...一人の梵士出で来りて御伽(おとぎ)仕(つかまつ)るべしとて仕え奉る...
南方熊楠 「十二支考」
...客至って饌(せん)を設くればすなわち出で来るは礼なり...
南方熊楠 「十二支考」
...お登和が君に差上げないのを残念に思っている」と勧(すす)むる背後(うしろ)へそうっと出で来れるお登和嬢「大原さん...
村井弦斎 「食道楽」
...第四十二 カツレツ小山の妻君は再び台所に退きてやがて西洋皿に鶏肉(けいにく)のカツレツを盛りて出で来れり「中川さん...
村井弦斎 「食道楽」
...今の籬の裡(うち)なる手水鉢の辺(あたり)に物音して人の出で来る気はひあり...
夢野久作 「白くれない」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
