...翌朝は未明に起き出でて駒ヶ嶽の近傍に御来光と呼ばれている日の出を拝みに行った...
高浜虚子 「富士登山」
...彼方へ行つてお出で...
田中貢太郎 「蟇の血」
...家内総出であって...
津村信夫 「月夜のあとさき」
...然も金粉(きんふん)を浮べた花蕊(かずい)の黄(き)に映発(えいはつ)して惜気もなく咲き出でた花の透(す)き徹(とお)る様な鮮(あざ)やかな純碧色は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...いよいよ出でていよいよ奇峭極まりなく――...
牧野信一 「月評」
...すなわちそれが寛文六年(1666)に発行せられた中村斎(てきさい)の『訓蒙図彙(きんもうずい)』に出で...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...徳川時代の最後に出でて...
正岡子規 「曙覧の歌」
...七人までかくのごとく打ち倒されたが八番目の道人力強くて戸外に突き出で...
南方熊楠 「十二支考」
...農民争うて田野に出で...
南方熊楠 「十二支考」
...何でもよく物が分ってお出でなのですから...
宮本百合子 「いとこ同志」
...何しろ一家総出ですからなかなかの賑わいです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大学出で或年まではその位らしいわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...無意識中より作者の意識界を經て生れ出でたるものなりといひき...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...出で行く跡に殘らんも物憂かるべく...
森鴎外 「舞姫」
...学校をお金儲けの道具に使ってお出でになるのでした...
夢野久作 「少女地獄」
...さらば/\と云ひ棄てゝ其の家を出で...
夢野久作 「白くれない」
...東野の夫人は歌人だが関西の財閥の出で...
横光利一 「旅愁」
...順に飲みわけて――ではと四名はそこの灯を消して立ち出でた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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