...一寸法師(いっすんぼうし)の話に出てくる鬼も一身の危険を顧みず...
芥川龍之介 「桃太郎」
...滑稽な風をしたのが出てくるのは面白いですね...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...僕は何が出てくるかと興味をもって眺めていた...
海野十三 「深夜の市長」
...上へ出てくるにつれて...
鈴木三重吉 「千鳥」
...涙がとめどもなく出てくる...
種田山頭火 「行乞記」
...……・藪かげ椿いちりんの赤さ・いつも貧乏でふきのとうやたらに出てくる引越して来て木蓮咲いた・ゆらぐ枝の芽ぶかうとして・水音の山ざくら散るばかり出征兵士の家・日の丸がへんぽんと咲いてゐるもの松並木よ伐り倒されて松並木は子供らを遊ばせて改作花ぐもりの...
種田山頭火 「其中日記」
...人間界の影響が出てくるのは...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...妹が出てくるやいなや...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...旧約聖書の「約百記」に出てくる...
久生十蘭 「泡沫の記」
...あのころは田舎から紐育へ出てくる邦人のお百姓を相手にするありふれたバクチウチでしかなかったが...
久生十蘭 「復活祭」
...確定的なものは不確定なものから出てくる...
三木清 「人生論ノート」
...(上野の名は岩波新書の『日本美の再発見』におけるタウト氏の文章の中に出てくるから読者の中には記憶されている方もあろう)...
三木清 「読書遍歴」
...集り散っていった食卓の菜類の中でまだ青紫蘇だけが変らず出てくる...
横光利一 「夜の靴」
...ぞくぞく郷へ帰ってきて仕官を願い出てくるものが絶えなかった...
吉川英治 「三国志」
...城兵の動かんとする気配を――必ず大挙して大夜襲に出てくるもの――と予感しての先手を打ったものだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぼくの「新・平家」の中でも「都」という字がよく出てくる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...史実のシの字も出てくる書じゃない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...「出てくるんだ」と言います...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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