...裳(もすそ)を乱して遁(に)げ出づれば...
泉鏡花 「活人形」
...ただし下手(へた)におだてるとツムジを曲げる春琴であるから必ずしも周囲の仕向けに乗せられたのではないかも知れぬさすがに彼女もこの時に至って佐助を憎(にく)からず思うようになり心の奥底に春水の湧(わ)き出づるものがあったのかも知れぬ...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...かゝる日には夜に入りて必風烈しく吹出づるなり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...発言いたし候ものの名前申出づるにおいては...
中里介山 「大菩薩峠」
...『あはれ古へを思ひ出づればなつかしや行平の中納言...
野口米次郎 「能楽論」
...筋々へ申し出づべく候...
服部之総 「新撰組」
...その外には同じく鹿角から馬淵河の流に沿ひて海に出づる通路...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...しかるに妾(しょう)と室を同じうせる四十ばかりの男子ありて、頻(しき)りに妾の生地を尋ねつつ此方(こなた)の顔のみ注視する体(てい)なるに、妾は心安からず、あるいは両親よりの依托を受けて途中ここに妾を待てるには非(あら)ざる乎(か)と、一旦(いったん)は少なからず危(あや)ぶめるものから、もと妾の郷(きょう)を出づるは不束(ふつつか)ながら日頃の志望を遂(と)げんとてなり、かの墻(かき)を越えて奔(はし)るなどの猥(みだ)りがましき類ならねば、将(は)た何をか包み秘(かく)さんとて、頓(やが)て東上の途中大阪の親戚に立ち寄らんとの意を洩(も)らしけるに、さらばその親戚は誰(た)れ町名番地は如何(いか)になど、執拗(しゅう)ねく問わるることの蒼蝿(うるさ)くて、口に出づるまま、あらぬことをも答えけるに、その人大いに驚きたる様子にて、さては藤井氏の親戚なりし乎(か)、奇遇というも愚かなるべし、藤井氏は今しこの室にありしかど、事務員に用事ありとて、先刻出で行かれたり、いでや直ちに呼び来らんとて、倉皇(そうこう)起(た)って事務室に至り藤井をば呼べるなるべし...
福田英子 「妾の半生涯」
...監獄の門を出づれば...
福田英子 「妾の半生涯」
...埃及への旅に出づ...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...すげ笠の生国名のれほとゝきす小舟をしたてゝこゝを出づ...
正岡子規 「かけはしの記」
...それが歌となりて再び出づる時は...
正岡子規 「人々に答ふ」
...唐訳には大黄を塗って死人の色のごとくすと出づ)...
南方熊楠 「十二支考」
...その出づる所を伺い掘れば金玉を獲(う)べし...
南方熊楠 「十二支考」
...「しばしば呼べばしばしば出づ」といっております...
柳田國男 「日本の伝説」
...其「コーデーション」の意外なる所に出づるを以て世を驚かしめたりき...
山路愛山 「明治文学史」
...明星(みょうじょう)出づ...
吉川英治 「三国志」
...異母兄は中年の事業に成功し各地方に支店をもち妾宅を構えたるなどの全盛時代を得々として語り出づ...
吉川英治 「年譜」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の菊池雄星さん: 左肩炎症で負傷者リスト入りしたエンゼルスの投手。🤕
- 野球選手の大谷翔平さん: 腰に死球を受けたが笑顔で出塁した ⚾
- タレントの野呂佳代さん: 2025年ブレイク女優ランキング1位の名バイプレーヤー。 🎬
時事ニュース漢字 📺
