...それから先きにはその本音が物凄く現はれはじめるのだ...
有島武郎 「骨」
...すべてのさま物凄く恐ろしげなり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...何樣(なにさま)物凄く不氣味に見える...
石川啄木 「病院の窓」
...と物凄く響いたのを...
泉鏡花 「薄紅梅」
...物凄くも奇怪極まる身の上話は終った...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...物凄く自分を睨んでいる彼女の醜い顔を...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...何時(いつ)しか簾(みす)を漏れて青月の光凄く...
高山樗牛 「瀧口入道」
...雲霧まくろく湧き出づる――其樣みせて物凄く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...ワショーの狩人を引っ捕らえるほど凄くはありません...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...そりゃ見ていても凄くなります」棚を走る鼠としては温和(おとな)しいと思うと...
中里介山 「大菩薩峠」
...物凄く歪(ゆが)んでおります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...棒でさはると鎌首を立てゝ攻撃の姿勢に出る處は如何にも物凄く...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...海には水柱が竜巻よりももの凄くわき立ちかえるのである...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...たゞ困ったのは川口の求愛(といふよりもっと露骨なもの)物凄く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...物凄く草が茂つてゐた...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...(矜持(きんじ))(物凄く叱られました...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...貴様の生胆(きも)ば呉れんか』大惣が天井を見たままニンガリと物凄く笑いました...
夢野久作 「近世快人伝」
...そうしてイヨイヨ生蕃小僧の本人に違いないという事がわかったら……」「……コ……殺してしまいます」江馬兆策の両眼が義眼(いれめ)のように物凄くギラギラと光った...
夢野久作 「二重心臓」
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