...)ぞっと私は凄(すご)くなって...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...腹立ちと失望の凄じさは...
魯迅 井上紅梅訳 「兎と猫」
...憤怒の形相物凄く...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...手伝いの従卒を凄い剣幕で睨みつけたり...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...凄(すさ)まじい音だな...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...物凄い夜であった...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...窪(くぼ)んで硝子張(ガラスばり)のように凄(すご)い眼がありありと写る...
夏目漱石 「琴のそら音」
...子供には可愛らしさもあったが、親爺の方は干し固めたように痩せしなび、真っ黒な額に白髪が乱れかかり、目がぎょろりとしてるところは、葬頭河(そうずが)の奪衣婆を男にしたようで、いかにも物凄く、広々とした江上に漕ぎ出した時はさすがに少し気味がわるかった...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...「真っ平御免ねえ」パッと肌脱ぎになって後ろを向くと、頸筋(くびすじ)から背中へかけて、斜め一文字に、物凄い古傷の痕...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
......
波立一 「夜明の集会」
...攫わしたろうのと凄文句で脅しつけ...
久生十蘭 「魔都」
...その上それが一種の凄気(せいき)のようなものをさえ感じさせるのだった...
堀辰雄 「恢復期」
...物凄い鼾声を挙げてぐつすりと寝てゐたのだつたが――...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...なにかもっとずっと物凄いことについての...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幻滅」
...海の底で火山でも爆発したやうな物凄(ものすご)い音がとゞろき渡り...
宮原晃一郎 「怪艦ウルフ号」
...物凄い轟音と共に家全体がグラグラッと揺れる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...デスクを楯に取りて物凄き射撃戦を開始せり...
夢野久作 「暗黒公使」
...その凄気にうたれて...
吉川英治 「江戸三国志」
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