...彼等は次第に彼の征矢(そや)に冷淡な態度を装(よそお)い出した...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...却(かえっ)て自身は何んの熱情も伴はない冷淡な態度を...
伊藤野枝 「ある女の裁判」
...かの女はこちらの冷淡なのに激して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...さツきから病院の人々の死者並びにその家族に冷淡なのを怒つてゐたところだから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それが急に冷淡な調子で...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...」その冷淡な言葉に...
豊島与志雄 「擬体」
...」冷淡な返事で、吉村氏は眉根も動かさなかった...
豊島与志雄 「塩花」
...わざと冷淡な調子を見せた...
豊島与志雄 「死の前後」
...しかし彼はただそうだとかそうでないとかいうごく冷淡な答えをした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかし牧師はたいへん丁寧で、冷淡な様子で、自分の身にもっとも関係深いことは少しも語らず、厳としておのれを生き埋めにしていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「皆樣がさう仰しやいますが」茂兵衞は商賣物を褒められたやうな冷淡な調子で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのあいだ平次はそれを空耳に聴くような甚だ冷淡な恰好で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...至極冷淡な挨拶です...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...全然驚いた様子もない冷淡な視線でKをちらりと見ただけだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...食いしん坊や冷淡な人々が発する様々な表現...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...教授の冷淡なところに...
久生十蘭 「地底獣国」
...休之助とつなはずっと万三郎に冷淡な態度を示していた...
山本周五郎 「風流太平記」
...貴兄が冷淡なのも案外でした...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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