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饗庭篁村 「木曾道中記」
...厠は表階子(おもてばしご)の取附(とッつ)きにもあって、そこは燈(あかり)も明(あかる)いが、風は佳(よ)し、廊下は冷たし、歩行(ある)くのも物珍らしいので、早瀬はわざと、遠い方の、裏階子の横手の薄暗い中へ入った...
泉鏡花 「婦系図」
...青白し寒し冷たし望月の夜天に似たる白菊の花いく度か云つた様に斯ういふ歌は一種の音楽である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...実に冷たし、復讐してやりたき心...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...王の太子母后に尋ねて父王の身三年来氷のごとく冷たしと聞き...
南方熊楠 「十二支考」
...内(うち)はうらうへに鉛の如(ごと)く静かに重く冷たし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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