...九月の末に至(いたれ)ば殺風(さつふう)肌(はだへ)を侵入(をかし)て冬枯(ふゆがれ)の諸木(しよぼく)葉(は)を落(おと)し...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...我里にては冬は見る事稀(まれ)也...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...山を下る、その前日、私は、どてらを二枚かさねて着て、茶店の椅子に腰かけて、熱い番茶を啜(すす)つてゐたら、冬の外套着た、タイピストでもあらうか、若い知的の娘さんがふたり、トンネルの方から、何かきやつきやつ笑ひながら歩いて来て、ふと眼前に真白い富士を見つけ、打たれたやうに立ち止り、それから、ひそひそ相談の様子で、そのうちのひとり、眼鏡かけた、色の白い子が、にこにこ笑ひながら、私のはうへやつて来た...
太宰治 「富嶽百景」
...冬村居から青紫蘇の苗を貰うて来て植ゑる...
種田山頭火 「行乞記」
...その小さな家のぐるりは、まさに地上の楽園で、緑は深く、鳥が楽しげに啼(な)きかわしているが、ひと足その家へはいってみれば、――ああ、なんたることか! 夏はむんむんして息ぐるしいし、冬はまた冬で、まるで蒸し風呂のような暑さ、それに炭の気がたちこめて、わびしく味気ない……...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「嫁入り支度」
...たとえば七部集炭俵の中にある「雪の松おれ口みればなお寒し」「日の出るまえの赤き冬空」「下肴(げざかな)を一舟浜に打ち明けて」の三連などは色彩的にもかなりおもしろいものである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...冬、暖気もなく、光もなく、日中(にっちゅう)もなく、夕方はすぐ朝と接し、霧、薄明り、窓は灰色であって、物の象(すがた)もおぼろである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...多数の冬籠(ふゆごも)りのお客があるそうでございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...まるで掘上げられた冬の球根類のやうにならうとした...
中島敦 「かめれおん日記」
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野口雨情 「沙上の夢」
...季の結び方は「冬の山里」などより悟入したるに非ざるかと被思(おもわれ)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...そのとき冬のをもち帰ってもらいますから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その力で冬風邪もひかず過します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今では菜類にも冬に入つてから貯藏にとりかゝるものが多くなつて居るが...
柳田國男 「食料名彙」
...物の哀れさを知りぬいた冬よ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...「この勝家(かついえ)が冬ごもりのまを...
吉川英治 「神州天馬侠」
...「冬のような」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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若山牧水 「樹木とその葉」
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