...我木曾冠者義仲は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...辻冠者(つじかんじゃ)ばらと刃傷(にんじょう)を致しました時...
芥川龍之介 「邪宗門」
...「春服」の扉には暮春者春服既成得冠者五六人童子六七人浴乎沂風乎舞詠而歸といふ論語の中のながい言葉を擇び...
小穴隆一 「二つの繪」
...彼は赤つ面のために猿面冠者と渾名(あだな)され...
中勘助 「銀の匙」
...甲州の逸見冠者十七代の後胤(こういん)というところから甲斐源氏を取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...一人の小冠者が走(は)せつけて来ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...犬養ノ善世はもとは鬼冠者といい...
久生十蘭 「無月物語」
...「――憎ッくい小冠者めがと...
吉川英治 「剣の四君子」
...執権殿のお悪戯(いたずら)だな」――むかし、若宮の庭で、九郎冠者義経が、兄頼朝の命で、やむなく大工(だいく)棟梁(とうりょう)の馬を曳いたという故事は聞いていたが、鎌倉の群集と諸大名の前で、犬を曳かせられるとは……と、高氏はちょっと感傷を覚えた...
吉川英治 「私本太平記」
...現実の必然やこの酷(むご)い流れが一小冠者の思慮には余るものらしかった...
吉川英治 「私本太平記」
...金売り吉次の手を離れた牛若の九郎冠者は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...蒲冠者範頼(かばのかじゃのりより)のいた浜松市近郊の遠江の蒲村とはちがいます...
吉川英治 「随筆 新平家」
...若君は」と、訊くと、箱田の冠者は、「さればじゃ...
吉川英治 「源頼朝」
...そう人目立つほどの衣裳ではない」旅の小冠者にはふさわしい派手派手しくない狩衣(かりぎぬ)だった...
吉川英治 「源頼朝」
...三郎冠者盛綱(さぶろうかじゃもりつな)で...
吉川英治 「源頼朝」
...二二十歳ばかりのその冠者は...
吉川英治 「源頼朝」
...ただ、冠者のことばが、余りに感情に満ちていて、平静でないので、役目上、番の武者たちは、すぐ危険視したのであった...
吉川英治 「源頼朝」
...「暮春者春服既成、冠者五、六人、童子六、七人、浴乎沂、風乎舞、詠而帰」の句は、古来多くの人に愛せられた...
和辻哲郎 「孔子」
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