...反つて辻冠者(つじくわんじや)ばらでも驅り集めて...
芥川龍之介 「地獄變」
...傳ふる所に據れば、源三位頼政の嫡孫、伊豆冠者有綱、逃れてこの地に來り、鹽原家忠に依りけるが、鎌倉勢に押寄せられ、敗れてこの窟に隱れて身を全うしたりとの事也...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...益田太郎冠者の喜劇を看るなかれ...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...隣国の近江では死を以て待たれたこの小冠者も...
中里介山 「大菩薩峠」
...木曾(きそ)の冠者(かじゃ)が都へ乱入した時だけ只一日聖教を見なかった」それ程の法然も後には念仏の暇を惜んで称名(しょうみょう)の外には何事もしなかったということである...
中里介山 「法然行伝」
...この多事なる世界は日となく夜となく回転しつつ波瀾(はらん)を生じつつある間に我輩のすむ小天地にも小回転と小波瀾があって我下宿の主人公はその尨大(ぼうだい)なる身体を賭(と)してかの小冠者差配と雌雄(しゆう)を決せんとしつつある...
夏目漱石 「倫敦消息」
...誠に『太平記』の秀郷竜宮入りはこの粟津冠者の譚から出たのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...萩見物の褒め言葉や当座の和歌を太郎冠者に教えられて...
山本笑月 「明治世相百話」
...執権殿のお悪戯(いたずら)だな」――むかし、若宮の庭で、九郎冠者義経が、兄頼朝の命で、やむなく大工(だいく)棟梁(とうりょう)の馬を曳いたという故事は聞いていたが、鎌倉の群集と諸大名の前で、犬を曳かせられるとは……と、高氏はちょっと感傷を覚えた...
吉川英治 「私本太平記」
...冠者袴(かじゃばかま)という身なりは...
吉川英治 「私本太平記」
...「小冠者」疋田小伯は...
吉川英治 「新書太閤記」
...まだ十六歳の小冠者(こかんじゃ)が...
吉川英治 「親鸞」
...平家の侍の子じゃぞ」「あの嘴(くちばし)の黄いろい小冠者までを...
吉川英治 「親鸞」
...ソノ子志水冠者義高ヲ源頼朝ニ送リテ和ヲ請フ」という信濃千曲川の対陣のころから...
吉川英治 「随筆 新平家」
...小冠者でおわすか...
吉川英治 「平の将門」
...将門が小冠者をひとり連れただけでやってきたことに...
吉川英治 「平の将門」
...冠者のうえに注いでいると...
吉川英治 「源頼朝」
...「暮春者春服既成、冠者五、六人、童子六、七人、浴乎沂、風乎舞、詠而帰」の句は、古来多くの人に愛せられた...
和辻哲郎 「孔子」
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