...誰でも危険を冒すかどうか?――そいつもまた少し疑問ですね...
芥川龍之介 「保吉の手帳から」
...それは新手(あらて)の水夫がなしに帰航するという危険を冒すことは出来なかったからだ...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...近代的がどんな事をしても冒す事の出來ない部分が如何なるものにもチヤンと殘つて居る...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...多少は冒す場合があるでしょう...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...教授の採点は神聖冒すべからざるものになっているのでした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...その犯人が真夜中前に死体を河に運ぶような危険を冒すなんてことはありそうにもない...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...千ポンドで魂を売りますよ」「男ならその額で危険を冒すものだ」「ええ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...くだらない花で危険を冒すことはなかろう」モンタギュ卿が怒って答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...大きな危険を冒すぞ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...危険を冒すのがとても怖かった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...しかし自己の冒す危険に対しその上四分の一を受取らない地主は寛大な地主だと云われている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また殺児が許されているからこの点の大きな危険を喜んで冒すであろうが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...もう少しで飛んだ危険を冒すところでした...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...肺を冒すやうに成つたと云ふので...
森田草平 「「青白き夢」序」
...亡くなった人の言葉というのに何やら冒すべからざる値うちがあるように思われて...
矢田津世子 「神楽坂」
...「そこのところに生じて来る心がてんでに誤りを冒すから...
横光利一 「旅愁」
...かりそめにも冒すことはしない重盛であるが――親の清盛からみると...
吉川英治 「源頼朝」
...貸手が異常な危険を冒す所で利子率が七%または八%であるからということは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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