...今日大册を成して世に出てゐるのは實にそれであります...
石川三四郎 「浪」
...東京の雜誌二三册と手帳と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その代り私はその生徒たちに私の藏書を五册十册とまとめて與へるのである...
太宰治 「思ひ出」
...卷頭、約百枚の「風の便り」は、文學界、新潮、文藝の三册子に、三分して發表したのを、このたび一つにまとめたものである...
太宰治 「『風の便り』あとがき」
...衆人おのおのイリオンの女子を奪ひて册かせ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...心ならずも册(かし)づける彼れ老齡の惱より居城の中に弱り伏す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...素本世界國盡全三册明治五年壬申初冬...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...文展で評判の好かつた不折(ふせつ)の「陶器つくり」の油繪、三千里の行脚(あんぎや)して此處にも滯留した碧梧桐「花林檎」の額、子規、碧、虚の短册、與謝野夫妻、竹柏園社中の短册など見た...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...上下二册になつてゐて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...正午阿部雪子來り洋書二册を贈らる...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...その一番上に載つてゐた一册は...
中島敦 「環礁」
...一寸(ちよつと)見ると四六版の小形の册子に過ぎませんけれども...
夏目漱石 「『傳説の時代』序」
...一册の標題された詩集の中に...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...この一册(いつさつ)の本(ほん)によつて若(わか)い人達(ひとたち)に考古學(こうこがく)の大體(だいたい)のお話(はな)しをすることにいたしました...
濱田青陵 「博物館」
...そしてこれは數年前に佐藤朔君から借りた「LA REVOLUTION SURREALISTE」の一册からの拔萃なのである...
堀辰雄 「色褪せた書簡箋に」
...いつか私が一生のうちに一册でもいいから哲學的な著作を殘して死にたいと思つてゐたその一高時代のことをうちあけた私に向つて...
堀辰雄 「二三の追憶」
...游塵一册を見てさへ舌をまいてしまふのである...
吉川英治 「折々の記」
...大正十年の春から同十三年の秋までに書いた隨筆を輯めてこの一册を編んだ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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