...今日大册を成して世に出てゐるのは實にそれであります...
石川三四郎 「浪」
...然るに出獄後直ちに印刷して百頁餘りの小册子ができたのであるが...
石川三四郎 「浪」
...彼は十何册ほどの金聖歎(きんせいたん)の批評した三国志を持っている...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...それのみならず日本地震學會(につぽんぢしんがつかい)から出版(しゆつぱん)せられた二十册(にじつさつ)の報告書(ほうこくしよ)は...
今村明恒 「地震の話」
...一册の繪本がひろげられてゐるだけなのである...
太宰治 「お伽草紙」
...假名の混淆した書册が刊行さるることとなつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また前記三著のうち「和英對譯商用便覽」も一册現存して...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...詩書など合して册數百六十に及ぶ著者であつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...先生が一册の原書を出して見せて『今日筑前屋敷へ行たら...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それは仲基の傳だけ一册に出來て居る譯ではありませぬ...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...この一册(いつさつ)の本(ほん)によつて若(わか)い人達(ひとたち)に考古學(こうこがく)の大體(だいたい)のお話(はな)しをすることにいたしました...
濱田青陵 「博物館」
...書棚から一册の本をとり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...僅かにショオベンハウエルの一二册とニイチェ全集だけだつたことがあつた...
堀辰雄 「二三の追憶」
...いつか私が一生のうちに一册でもいいから哲學的な著作を殘して死にたいと思つてゐたその一高時代のことをうちあけた私に向つて...
堀辰雄 「二三の追憶」
...だから僕は手あたり次第に一册引つこ拔いては...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...ただ出版者の希望に從つて今までの分を一册に纏めたといふに過ぎない...
三木清 「人生論ノート」
...何でも好いから一册だけ讀んでみ給へ...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...游塵一册を見てさへ舌をまいてしまふのである...
吉川英治 「折々の記」
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