...四角な木の箱の竹の中に灰を満たした円い土製の容器があり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...銀杏(ぎんなん)のようなお由の円い顔が直ぐ目についた...
海野十三 「白蛇の死」
...みんな円い赤ぐろい顔をして...
谷譲次 「踊る地平線」
...小さい円い山が五(マヽ)つも五つも盛りあがつてゐる...
種田山頭火 「行乞記」
...鼠のやうに小粒な円い眼の...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...お豊の円い首筋に落ちて...
野村胡堂 「礫心中」
...花輪型の円い藁を芯に...
林芙美子 「瀑布」
...直径約四マイル半の真円い島です...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...タングルウッドの窓からタコウニック山の円い頂(いただき)まで...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...――円い月が幾つにも見えた...
牧野信一 「ゾイラス」
...けろりとした円い眼を鳥のやうに動かしてゐた...
牧野信一 「浪曼的月評」
......
宮沢賢治 「〔馬行き人行き自転車行きて〕」
...円いというところが凡て一等美しいんだよ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...または塗り膳の上に円い一銭銅貨ほどの跡をつけて行くともいったりするが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...そうして完全なマン円い水滴の形になると...
夢野久作 「斜坑」
...製作場(ぢやう)の向(むかう)側にはギリシヤ辺(あた)りの古い美術品かと思はれる彫刻を施した円い石や角(かく)な石が転がつて居るのであつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...松火(たいまつ)の明りが円い空地を作っている中をのぞいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...景が島の景色のいい話を女中から聞きながら私は何故だか広やかな浅瀬の中に大きい円い石が無数に散らばって...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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