...六通の航空便を見せた...
石川欣一 「比島投降記」
...唯(たつた)五六通の電報に三十分も費して...
石川啄木 「菊池君」
...あとの六通が見あたらない...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...その六通り中でも最も秘奥複雑なる方式の――我らはこの国でこれを何と称するかを知りませんが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...今日やうやく賀状のかへしを五六通書いて出した...
種田山頭火 「其中日記」
...我々は六通りの計画を立てていた...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...飜訳の原稿や五六通の書信を片付けたり...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...三十六通されたのは奥まった六疊の室だった...
豊島与志雄 「反抗」
...六通りの叙述の説明を済ましました...
夏目漱石 「創作家の態度」
...この六通りの叙述は極端から極端までずうとつながっています...
夏目漱石 「創作家の態度」
...我々の文句長く云えば叙述はやっぱり前に説明した六通りの中間を左へ出たり右へ出たりして好い加減に都合の好いところで用を足しているに違ない...
夏目漱石 「創作家の態度」
...六通されたのは、相澤半之丞の長屋ではなく、本家の大場石見の奧座敷、といつても、庭木戸から廻つて、縁側にかしこまつた平次とガラツ八は、四方(あたり)の樣子の物々しさに、思はずギヨツとしました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二六通や水魚連(すいぎょれん)という連中から贈ってきた)の似顔絵を見ている事もあるが...
長谷川時雨 「西川小りん」
...三通(さんつう)四通(しつう)五六通(ごろくつう)より少し顔の色かはりて見えしが...
樋口一葉 「軒もる月」
...とした色文が十五六通...
山中貞雄 「なりひら小僧」
...僕は神戸や門司で五六通の電報を接手(せつしゆ)したが此処(ここ)まで追送して呉(くれ)るのは其(それ)等の祝電では無さ相(さう)だ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...三窪(みくぼ)らへ宛てた六通の院宣だった...
吉川英治 「私本太平記」
...顔の見馴れぬ衆が来たら、すぐ、婆かわしへ告げ、滅多に通してはならぬぞ』急にまた、書き残りの手紙を思い出したらしく、弥兵衛は眼鏡をかけて、もう五、六通、そこに書き終えてある上に、更に、二通ほどの手紙を認めて、『名残は程にしよう、限(き)りがないわい』と、つぶやいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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