...その種の善徳は全面的に信じていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それは人間の種族本能に属する限り全面的に阻止することはできぬ...
田辺元 「メメント モリ」
...山裾から山裾への谷間――狭い平地――を全面的に蔽いつくす河流となる...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...その運動を全面的に展開せよとの最初の狼火の役割をもっているのである...
中井正一 「図書館法ついに通過せり」
......
仁科芳雄 「國際學術會議への旅」
...沖仲仕労働組合も、全面的に、これに同調した...
火野葦平 「花と龍」
...顧問団の手に全面的に進退をゆだねるという...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...これが真相だぜ」「本官は全面的に信じますよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...自分が様々の形で階級的に経験をふかめられて行くにつれて一層窪川稲子の価値が全面的に分って来て...
宮本百合子 「窪川稲子のこと」
...日本の社会現実を全面的にすくい上げようとして彼ら一部の作家たちは新しい投げ網をこころみている...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...それを全面的に発展させるためには自分の人一倍の努力がいる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...偏面的ではなく全面的に統一された人格でなければならぬ...
矢部貞治 「政治学入門」
...全面的に我が国の方向を誤らしてはならぬ...
山本実彦 「十五年」
...舞台上の翁を見た人は翁を全面的に...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...いや全面的に、織田との離反を「交渉手切れ」と称(とな)えて、叛旗(はんき)をひるがえし、城内の毛利加担勢力の急激な擡頭(たいとう)に委(まか)せて、ふたたび協力を芸州吉田の毛利輝元へ申し送った...
吉川英治 「黒田如水」
...なお全面的に観れば...
吉川英治 「三国志」
...史料に益なし」などとほかの箇所まで全面的に無視されることもあったりしたのだが...
吉川英治 「私本太平記」
...シナの美術が全面的にギリシア美術の精神を生かしてきたのは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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