...全体としては単なる翻訳(ほんやく)以上に出ているのでした...
石原純 「杉田玄白」
...結局全体として居睡り半分に書いたような支離滅裂なものであったけれど...
海野十三 「軍用鮫」
...全体としては少し違うけれども...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...したがわしが全体として申しあげたいのは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...全体としてはまじめに取り扱うべきであるこれらの青年は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人体の全体としての巧妙な構成...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...全体としては或る感じをもっているが...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...全体として立体樹枝型となることがある...
中谷宇吉郎 「雪」
...これは六花平板状の結晶の面に雲粒が幾重にも附着して全体として厚い板になったものである...
中谷宇吉郎 「雪」
...その記憶も漸(ようや)く遠のいて私の心の裡(うち)でそれが全体としてはっきりと見え易いようになり出した...
堀辰雄 「菜穂子」
...全体としてみれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...1)Polit. justice, b. viii. c. viii. p. 498 et seq.2)Id. c. viii. p. 504.全体としてこれほど人口増加に好都合な社会形態を私は考えることは出来ない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...階級全体としての闘争へ向って突き動すような努力は漫画のどこにもされない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...もう既に現代の全体としての現実がとらえがたくなっていることは事実です...
三好十郎 「絵画について」
...大事なことは島崎藤村におけるがような、部分々々の描写におけるなまなましいものを回避することによって、全体としての、より大きな現実感を生み出すという方法から、これは区別されなければならない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...全体として模様を生む力が衰えて来た今日では...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...全体としては恐ろしく乱雑な...
和辻哲郎 「城」
...全体としてさほど醜悪に感じられないということは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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