...からだ中を這いって精神の中まで這入り込む...
ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 秋田滋訳 「狂人日記」
...柄の中に入り込む部分にきざんであり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ます/\睡魔の入り込む透きがない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...これが活動写真かなにかなら私が変装でもして邸の中に入り込むのですが...
海野十三 「三角形の恐怖」
...どのような術をもってわれわれはあれらのふしぎな精神へじりじりと入り込むことができるだろう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この意味でまた日本各地の民謡などもこのいわゆるオルフィズムの圏内に入り込むものであるかもしれない...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...近来人が入り込むので...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しかし案内も乞(こ)わずに人の屋敷内に這入り込むのは盗賊の仕業(しわざ)だ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...何所(どこ)へでも斯(かく)の如く平気に這入り込む程...
夏目漱石 「それから」
...用心深い彼は生還の望(のぞみ)の確(しか)としない危地に入り込む勇気をもたなかった...
夏目漱石 「明暗」
...お小夜が弟子になつて庵室へ入り込むと聽いて氣が氣ぢやなかつた」「――」「兼松はお小夜の前身をよく知つて居たんだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...旗本屋敷へ御宰に入り込むなどといふのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...容易なことで入り込むことが出来ぬ筈である...
久生十蘭 「魔都」
...自分も他の客にまじってその家の中へ無事に入り込むことを考えた...
マクドナルド George MacDonald 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...かようなものとしてそれは美学の中にも入り込むのである...
三木清 「人生論ノート」
...人間は彼等相互に一定の關係に入り込むことなくしては生産し得ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...そこへ入り込む者達のために危険を教へ続けてゐなければならないと云ふことは...
横光利一 「マルクスの審判」
...石秀がただ一人で入り込むことになった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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