...入って来る者はまるでいなくなった...
石川欣一 「比島投降記」
...クロノメーターの刻音を数えながら目的の星が視野に這入って来るのを待っている...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...家へ入って来ると...
徳田秋声 「黴」
...やや肥満した、温厚そうな容姿の医師が、看護婦を従えて、入って来る...
外村繁 「落日の光景」
...王子の方面へ入って来る二人の旅人があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...――夜中に私の部屋へも入って来る者のあることは間違いもございません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「いずれ出入の町人のような顔をして入って来ることであろうが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...入って来る人間をしらべながら...
火野葦平 「花と龍」
...化学変化の為めに黄褐色になったのでも構いはしない――でも自分の手に入って来ると...
松永延造 「職工と微笑」
...どうすれば――(そこへ舟木がノッソリ入って来る...
三好十郎 「冒した者」
...奥の襖を開けて入って来るお袖...
三好十郎 「好日」
...入って来る)ツヤ あの...
三好十郎 「猿の図」
...ぬれた手拭で額をおさえながら誠が入って来る...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...「ばかに賑やかだね」と入って来ることがあった...
矢田津世子 「父」
...よそから入って来る者には...
山本周五郎 「山彦乙女」
...その東側の入口から八名の狂人が行列を立てて順々に這入って来る...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これは」入って来るなり諸将はみな眼をみはった...
吉川英治 「上杉謙信」
...満々と帆を揃えて入って来る...
吉川英治 「新書太閤記」
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