...肩を揺(ゆす)りて気兢(きお)いかかれり...
泉鏡花 「海城発電」
...命ぜられて兢々(きょうきょう)と一同の後に続いて昇って行った...
海野十三 「電気風呂の怪死事件」
...都の人心は兢々(きょうきょう)として安き日もなかったのです...
江戸川乱歩 「黒手組」
...春三郎は戰々兢々として唯此一撃を恐れつゝあつたので體の肉の慄(おのの)くのを覺えた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...戦々兢々(せんせんきょうきょう)とした...
谷崎潤一郎 「細雪」
...戦々兢々(きょうきょう)として自分だけを守ってる愛情だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其の次は元兢と云ふ人で...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...戦々兢々(きょうきょう)と...
野村胡堂 「胡堂百話」
...木兎の餌を拾ひに開け放しの扉から出入りする共の戦々兢々たる脚どりをわらつたり...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...却々(なかなか)それに就いては僕も戦々兢々の……」紳士「……特に親しい青年でも……」博士「交際は大分広いらしいですが...
牧野信一 「風媒結婚」
...胸は泥棒のやうに兢々と炎え立ち...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...ただ死ぬまで戦々兢々として...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...明の守徐兢高麗に使した途上...
南方熊楠 「十二支考」
...ただ過失らしいことが一つあるだけでも世間はやかましく批難するだろうと戦々兢々(せんせんきょうきょう)としていた青年の私でも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...何時までもこのような危惧の中に戦々兢々としているくらいなら...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その戦々兢々(せんせんきょうきょう)たるもとに子を生み...
吉川英治 「三国志」
...兢々業々(きょうきょうぎょうぎょう)...
吉川英治 「三国志」
...戦々兢々(せんせんきょうきょう)として門を閉じ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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