「先走り」の意味
他人より先に行動すること
「先走り」の例文(場面別)
- ビジネス競合他社に先走りして新製品をリリースしたことで、市場シェアを獲得できた。
- スポーツスタートの合図より先走りしてしまい、失格となった。
- 日常会話彼はいつも話の途中で先走りして結論を言ってしまう。
- 教育生徒が問題の意図を理解せず先走りして解答すると、誤答の原因になる。
小説での「先走り」の使い方
...お先走りのお茶っぴいが...
泉鏡花 「薄紅梅」
...僕は二十年後の世界へ先走りをして生活をしているのだから...
海野十三 「海底都市」
...8弦吾の先走りしたチェックとは別に...
海野十三 「間諜座事件」
...白楊(やなぎ)の落葉そそくさと先走りしぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...すると、お先走りらしい、小柄な雀が一羽、木の上から早口に答へた...
薄田泣菫 「独楽園」
...気持が先走りして...
高見順 「如何なる星の下に」
...だが私は少し先走りしすぎたようだ...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...砂に足あとを認めたものですから、兵部の娘は、その足あとをたよりに、例の爪先走りで、砂浜を一散に走りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが何時もの先走りした愚な私の思ひ過しになつて...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...然し妙なお先走りの学生などゐなくては存在出来ない存在ではあるまいか...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...済んだことはしようがない」あまりにも先走り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...海賊連のお先走りであるかのやうに浮れた...
牧野信一 「熱海線私語」
...分れば分る程気持の方が先走りしてしまつて...
牧野信一 「四郎と口笛」
...おれはお先走りの軽薄者だった...
山本周五郎 「百足ちがい」
...これはあまりに先走り過ぎた想像...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...爪先走りに切戸の傍(かたわら)に駈け寄って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...指先走りに廊下に出てみたが...
夢野久作 「笑う唖女」
...極めて不健全なお先走りのものになり終つてゐることと思ふ...
吉川英治 「折々の記」
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