...なんだか兄者人(あにじゃびと)のような気がすると前置きをして...
太宰治 「ロマネスク」
...お馨(けい)さんの兄者人(あにじゃひと)からである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兄者人(あにじゃひと)もさぞ悶々としているだろうに...
吉川英治 「私本太平記」
...「兄者人(あにじゃひと)――」と...
吉川英治 「私本太平記」
...その代りそれは二人は他人だということになるぞ」「……兄者人...
吉川英治 「私本太平記」
...直義は兄者人の弟です...
吉川英治 「私本太平記」
...「お……おう……四郎か」「高綱です」「弟」「兄者人」ふたつの体は...
吉川英治 「親鸞」
...兄者人のお帰りを...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人、恋に負けてなるものですか...
吉川英治 「平の将門」
...――愛娘(まなむすめ)の桔梗どの可愛さに、あわれ、野霜の翁も、子ゆえに迷う夜の鶴という諺(ことわざ)どおり、何かにつけて、おれを訪ねて来る」「それでは、親御の伏見掾も、兄者人へ、嫁(とつ)がせたいと希い、桔梗どのも、兄者人を、想うているわけでございましょうに」「ま...
吉川英治 「平の将門」
...お館(やかた)を大事に思い、兄者人に、好意を寄せていればこそ……」「が、なあ四郎...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人」将頼もいい...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人は、館にある味方を励まして下さい...
吉川英治 「平の将門」
...「――兄者人が、発狂なされた...
吉川英治 「平の将門」
...――兄者人、お帰り下さい」将平は、あいそが尽きたように、遮二無二、兄を引っ張って、六所の森から、外へ連れ出した...
吉川英治 「平の将門」
...兄者人(あにじゃひと)っ」春もまだ浅い関ヶ原あたりの道をぽつねんと歩きながら...
吉川英治 「源頼朝」
...文覚を訪ねてみようかなどと仰っしゃっておられたから」「兄者人は...
吉川英治 「源頼朝」
...――兄者人、休んで行きましょう」と云いながら、もう鞍からとび降りていた...
吉川英治 「源頼朝」
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