...唯一度日の光にきらりと矢羽根が光つた儘...
芥川龍之介 「老いたる素戔嗚尊」
...やはり手をさし伸した儘...
芥川龍之介 「地獄変」
...彼の目に溢れた好意を其儘自分の胸の盃で享けたのだ...
石川啄木 「雲は天才である」
...一蓆の籾をさゝへた儘急いで土間へ走り込むのであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...わたしの我儘(わがまま)には相違ないでしょうが...
伊藤左千夫 「春の潮」
...そんなことでその儘私も松年先生の画塾へ通うことになった...
上村松園 「随想」
...其の子の介抱は妻に任せつきりにして表から帰つた儘すぐ座敷の机の前に坐つてしまつた...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...懷手をした儘で長火鉢の向うに坐つて「だけどねえ...
高濱虚子 「俳諧師」
...頗(すこぶ)る我儘(わがまま)な言い訳に拠って...
太宰治 「女の決闘」
...親に対して甘えたり我儘をしたりする方面を...
豊島与志雄 「自由人」
...その儘だまつて其の場に立つてゐた...
永井荷風 「男ごゝろ」
...我儘(わがまま)を言っては済みません...
中里介山 「大菩薩峠」
...積み重ねた榾の上へ仰向になつて復た起きたら背負子だけが仰向の儘榾の上に殘つた...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...脚絆(きやはん)は切(きれ)の儘(まゝ)麻(あさ)で足(あし)へ括(くゝ)り附(つ)けた...
長塚節 「土」
...帽子を其所(そこ)へ掛(か)けた儘...
夏目漱石 「それから」
...がそう思う様に目的は達せられんので晩からかけて翌日の午後の三時頃迄は村中浜へ総出の儘(まま)風の中...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...それが儘にならず...
牧野信一 「途上日記」
...眠られないが儘に起きて了つたので頭は恰で無いものゝやうだつた...
牧野信一 「眠い一日」
便利!手書き漢字入力検索
- 柔道家の正木嘉美さん: 85年世界柔道無差別級王者で、指導者としても活躍し64歳で死去 🙏
- 野球選手の石川雅規さん: ヤクルトの最年長投手が25年間の現役生活に終止符を打ちました。 🎌
- お笑い芸人の小籔千豊さん: 吉本興業を退社し新たなパートナーシップ契約へ 😊
