...とにかく倉地の感情が白熱して働かないのを見せつけられる瞬間は深いさびしみを誘い起こした...
有島武郎 「或る女」
...久しぶりに娑婆(しゃば)に出たんで、感覚が働かない...
梅崎春生 「幻化」
...社会主義の勝利をもたらすために働かないなどというのは...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...一方は全然働かないのだから...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「なぜ働かないのかしら?」僕は煙草をくゆらしながら...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...働かないではとても生きて行けませんねなどと話すと...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...この事物の具体性が分析に際して形式と内容との連帯性として働かない時...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...なぜ働かないのか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あの人ばかりが働かないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...働かないでもすんだところを...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...むやみに政府の迷惑(めいわく)になるような乱暴は働かないのです...
夏目漱石 「私の個人主義」
...何が何だかと痺れた樣になつてよく働かない自分の頭を...
新美南吉 「坂道」
...轎夫(きょうふ)が絶対に働かないで...
新渡戸稲造 「自警録」
...意志の働かない死面(しめん)の凄まじさは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...働かないのは、一番目上で老齢である祖母と、幼いものたちだけだった...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...これからって年でしょう? もうそれから先は働かないでいいなんてこと...
「今朝の雪」
...国のために働かないということはないはずだ」と...
柳田国男 「故郷七十年」
...都市の格別働かない人たちのいい加減な嗜好を...
柳田国男 「木綿以前の事」
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