...あちらで抵當に這入つてゐる所有物件を債權者から沒收されることになるといふのだらう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...千万の富を負債にかえて没落したのもこの時であった...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...目下のところ五百弗(ドル)程の負債出来奮闘真最中に候...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...今例えばパリの取引所において行われる三分利付フランス国債の取引を...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...妻に対する負債(ふさい)の数々も...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...今や氏は千五百萬圓の外債募集に成功したり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ますます債務者らを寄せつけるばかりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...フランスの公債利子は年に三万リーヴルだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...銀主というのは、大阪以外この京都でも藩主が借金をした、その債主で、今では金も無くなりただ昔の名義で扶持を貰っている者である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...彼(あ)れほどの地邸(ぢやしき)に公債(こうさい)も何(なに)ほどかは持(もち)たまふならんが...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...債務者の門前に静座し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...もう一つは父の債権者たちが土壇場で真珠を争奪しかねないからだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...そんなことも負債のやうに思はれて来た...
牧野信一 「奇友往来」
...国債はいかに膨脹しても国家に極度に有害になることはあり得ないという意味では決してない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...叔父はその後友人の負債の責任をしょって東京にいられなくなり...
水上滝太郎 「大人の眼と子供の眼」
...そう云えば文芸春秋でよこした国債が大当りでもすればいいのにね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...全体の富が未償還負債に対する利子支払によって減少されぬということは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それでなくてどうして毎日々々のあの債鬼に耐へられるもんか...
若山牧水 「一家」
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