...傲然と我々をふり返つてゐました...
芥川龍之介 「河童」
...やはり傲然と返事をした...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...けれども口調(くちょう)だけは相不変(あいかわらず)傲然と...
芥川龍之介 「路上」
...同時にこの貴族的文學が傲然として最高最良の藝術を以つて自ら居る僭上を見た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...傲然とそり返っている船首を叩く波の音は絶望にむせび泣いているようであった...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...永劫の都の建設者や協力者の群れは傲然として巷(ちまた)を行き...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...傲然と頭をもたげた...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...槍に斃して大音に傲然として叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイア勢に示しつゝ傲然として叫びいふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...」「うん!」と私は傲然として答えた...
豊島与志雄 「楠の話」
...そして自分の帰るのを待って火鉢の前に傲然と構え込んでいるその姿を見るような気がした...
豊島与志雄 「生あらば」
...傲然としてこれに応対し得る強権の人...
中里介山 「大菩薩峠」
...今や俄かに傲然と膨れ返らねばならぬ...
中島敦 「盈虚」
...安普請のくせに傲然と他の二角を見下してゐる...
長谷川時雨 「夏の夜」
...ショオマレェ司令官は傲然と肩をそびやかしたきりで...
久生十蘭 「海難記」
...それはひどく傲然と顔の中央に坐り込んで...
北條民雄 「青年」
...そのさくら色をした歯痒いほど美しい頬の蒼ざめるのを傲然と眺めたり...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...王の存命中傲然として何等の動的表現をなさむ...
夢野久作 「鼻の表現」
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