...おうと立停まって一言二言交すついでに...
泉鏡花 「婦系図」
...博士の立停って指すところに...
海野十三 「共軛回転弾」
...そのとき自動車はゴトンと音をたてて、停った...
海野十三 「深夜の市長」
...やっと上高井戸の停留所についた頃には...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...停まるが早いか駅々から故国にほんへ懐しい便りを投ずる...
谷譲次 「踊る地平線」
...いッつも晩おそう帰るときにはお梅どんが附いてるときでも停留所の前から俥(くるま)に乗って行きますさかい...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...こゝらの駅は日本で最高地に在る停車場...
種田山頭火 「旅日記」
...F町から通じてゐる電車の停留場があつて...
田山録弥 「海をわたる」
...灯にかゞやいた停車場の旅舎や...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...停戦当時は砲火のため樹林は根こそぎ失われてしまい...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...おそらく橋場の渡し舟が停ってずっと後...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...たま/\馬車をある店先に停めると...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...眼を凝らして停留場のあたりや...
牧野信一 「露路の友」
...それに対して圓生はまた最前小圓太へしたように永い永い丁寧なお辞儀をした、立ち停まって、腰の下まで両手を垂らして...
正岡容 「小説 圓朝」
...「盛岡、五分停車、盛岡、五分停車...
宮澤賢治 「氷と後光」
...おなかという名前でしたよ」佐八の眼は一点で停った...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...「うちへけえるんだろう」と男はまた云った、「おめえ路地を通り越しちゃってるぜ」「おめえ誰だ、松公か」「まあいいや、うちへいこう」「おかしなやつだな」彼は引返しながら云った、「松公じゃあねえな、誰だ」「大きな声をだすなよ、わからねえのか」路地へはいってゆきながら、男は声をひそめて云った、「むささびの六だ」「へっ」と云ってから、彼は急に立停り、ゆっくりと深く息をした、「――誰だって」「人に気を悪くさせるなよ、上方からけえって来たんだ、さあ、あいびねえ」男は先に立って歩きだした、「うちにゃあもっとびっくらすることがあるぜ」蝶太夫は男のあとからついていった...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...日本への渡来の途中シナで停滞していたヌネスに宛てて招請の書簡を発した...
和辻哲郎 「鎖国」
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