...寢物語に聞かされた故郷の俤――山...
石川啄木 「田園の思慕」
...何処か俤(おもかげ)の肖通(にかよ)つた...
石川啄木 「鳥影」
...俤(おもかげ)の如く宿したのは...
泉鏡花 「霰ふる」
...俤(おもかげ)白き立姿...
泉鏡花 「婦系図」
...ドアを開け」ルパンが昔日(せきじつ)のルノルマン刑事部長の俤(おもかげ)を見せて...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...心の中では寸時も忘れずジーナとスパセニアの俤を偲(しの)んでいたのです...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...日本橋の家の奥でかすかな庭の明りをたよりに針仕事をしていた母の俤を考えると...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...今は昔日の俤はないが...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...苛ら苛らしながら日向ぼっこをしてる近代人の俤がある...
豊島与志雄 「蜘蛛」
...投機をやっている頃の俤(おもかげ)は全く消えて...
長谷川伸 「奇術考案業」
...膃肭獣(オットセイ)の口髯に初恋の人の俤(おもかげ)あり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...尚相当当時の俤を存してゐたに違ひない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...それでもまだどうにかこうにか廻転しながら昔の俤(おもかげ)をとどめているのを目に入れますと...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...讀者の興味を彌が上にも湧き立たせ且は後世の人々をして其俤を偲ばしむる眞の方法」だと説いてゐるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...朝鮮の俤(おもかげ)が乏しくなった...
柳宗悦 「全羅紀行」
...幾度も慇懃(いんぎん)に頭を下げた彼女の俤(おもかげ)は...
山本周五郎 「青べか日記」
...寧ろ子供の心を実母の俤(おもかげ)へつないで置くほうがよいのではないか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...随分粗末な材料の服装をして居ながら其(その)姿に貴婦人の俤(おもかげ)のある女が沢山(たくさん)に見受けられる...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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