...俗にいう華客場(とくいば)であったので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...俗にいう「哲学者のような」風貌であった...
太宰治 「散華」
...俗にいう雀の夜――つまり夏至頃(げしごろ)の短か夜である...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...俗にいう色気(いろけ)の付く頃です...
夏目漱石 「こころ」
...即ち俗にいう下掛(しもがか)りのこととては...
福沢諭吉 「日本男子論」
...すなわち俗にいうユリ根は食用によろしい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...かえって胃から必要な場合に水分を分泌する位だから水分を多量に飲むと胃の中へ停滞して俗にいう茶腹が張ったように腹がダブダブする...
村井弦斎 「食道楽」
...俗にいう高台の多いのは関東・奥羽の特色である...
柳田國男 「地名の研究」
...靴は舶来のボックス十二文で俗にいうブルドッグ型編上である...
夢野久作 「暗黒公使」
...江戸三十六門と俗にいう見附や城門のほか...
吉川英治 「大岡越前」
...俗にいう杓子面(しゃもじづら)で...
吉川英治 「私本太平記」
...ただし俗にいう、養子なのである...
吉川英治 「私本太平記」
...後醍醐にたいしてはずいぶん俗にいう“姉さん女房”であった廉子も...
吉川英治 「私本太平記」
...俗にいう――ここ千番一番のかねあい――とする生涯の大覚悟は眉にも見え唇にもうかがわれた...
吉川英治 「新書太閤記」
...俗にいう“現金な性質”は...
吉川英治 「新書太閤記」
...この制約の進捗(しんちょく)中に、最も戒(いまし)められるのは、俗にいう、(迅(はや)かろう、悪かろう)の拙速(せっそく)が常態になりやすいことだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...“投銭(がにうち)”と俗にいう博奕で...
吉川英治 「平の将門」
...小田原から数里奥の道了さまと俗にいう山の寺房へ寺小姓にやられてしまった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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