...俎(まないた)はなかろうよ...
泉鏡花 「絵本の春」
...俎(まないた)にのった西瓜が出て来た...
海野十三 「空襲警報」
...平べったい俎板(まないた)のような下駄を穿(は)き...
高浜虚子 「子規居士と余」
...俎板もさつま芋も...
壺井栄 「一つ身の着物」
...カルソーの母音の中の微妙な変化やテトラッチニの極度の高音やが分析の俎板(まないた)に載せられている...
寺田寅彦 「蓄音機」
...下女(げじょ)が俎板(まないた)の上で何か刻む音が台所の方で聞こえた...
夏目漱石 「道草」
...豈計らんや身は既に其殼と共に魚市の俎上に在りと云ふことあり...
福沢諭吉 「帝室論」
...三四人の職人と一処になつて大俎の前に立つて...
牧野信一 「貧しき日録」
......
牧野富太郎 「植物一日一題」
...レールを俎(まないた)に...
松永延造 「ラ氏の笛」
...其の店に人間の筋肉よりも少し汚ない牛肉が大きな俎(まないた)の上にこて/\積上げてあることや...
三島霜川 「解剖室」
...俎の上でしきりに何やら刻んでゐた...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...『五雑俎』にまた曰く壮士水碓(みずぐるま)を守りしが虎に攫(つか)まれ上に坐らる...
南方熊楠 「十二支考」
...『酉陽雑俎』三に...
南方熊楠 「十二支考」
...『酉陽雑俎』に、蛇交(つる)むを見る人は三年内に死す...
南方熊楠 「十二支考」
...『酉陽雑俎』十五に...
南方熊楠 「十二支考」
...『五雑俎』十一に...
南方熊楠 「十二支考」
...枕近く来りて眠りを驚かすはいかなる心ならんと思うほどに、『五雑俎』に、占書に狼恭し鼠拱すれば主の大吉といえりという条に、近時の一名公早朝靴を穿(うが)たんとするに、すでに一足を陥れて鼠あり、人のごとく立ちて拱す、再三叱れども退かず、公怒り一靴を取りてこれに投ぐるに、中に巨(き)尺余なるありて墜(お)ちたり、鼠すなわち見えず、憎むべきの物を以てまた能く人のために患を防ぐは怪しむべしとあるを思い出で、もしさる事もやと衾(ふすま)を(かか)げ見れば糸(いと)大いなる蜈蚣(むかで)の傴(くぐ)まりいたりければすなわち取りて捨てつ...
南方熊楠 「十二支考」
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